ビケ足場とは?

ビケ足場について

 

足場は塗装工事を行う際に欠かせない設備です。なかでもよく知られているのが一般的な戸建て住宅の塗装工事で用いられるビケ足場です。

この記事では、安全確保、そして作業効率の向上に効果抜群の足場・ビケ足場について解説しています。

 

 

ビケ足場

足場にはいくつかの種類があります。そのなかで、戸建て住宅などの塗装工事の際に幅広く利用されているのがビケ足場です。

ビケ足場は、1980年代に登場して以降、順調にシェアを拡大しています。

 

ビケ足場は、くさび緊結式に分類される足場ですが、現在では「くさび緊結式=ビケ足場」とブランド名が足場の分類とされるほど、

業界界隈ではベーシックな存在になっています。

 

 

ビケ足場の設置費用

 

塗装工事の際にかかる足場の設置費用は、施工業者により異なります。しかし、どの業者も800~1,000円/㎡程度に設定しているようです。

建物の大きさや形状により、使用される部材の数量は上下します。

塗装工事においては、そのほかにも下地補修や壁面の洗浄など、さまざまな費用がかかります。

 

塗装業者に見積りを依頼する際は、作業内容ごとに金額が明確に記載されているかどうか、しっかりチェックしなければなりません。

「足場は無料で組みますよ!」などという業者は、ほかにしっかりその費用を転嫁しているのでだまされないようにしましょう。

 

 

 

足場をビケ足場で組むメリット

 

ビケ足場は、メリットがあるからこそ、日本の塗装工事において広く利用されています。

足場をビケ足場で組むと、どんなメリットがあるのでしょうか?

 

・安い

ビケ足場は、小さくまとまっているため、ほかの足場と比較すると作業性が格段に良いという特徴があります。

軽く、運びやすく、運搬コストが抑えられるので、必然的に全体的なコストも安くなります。

 

・スピーディーな作業で設置可能

ビケ足場はシンプルな構造で、しかもハンマーがあれば簡単に設置可能です。解体作業も簡単に行えます。

スピーディーな設置・解体作業が可能になることで、塗装工事の工期も短縮することが可能です。

 

また、ビケ足場は安定性がとても高く、この特徴により作業効率も向上します。

ビケ足場の構造的特性は、塗装工事のスムーズな進行に大きく貢献しています。

 

・どんな場所でも設置しやすい

どの建物も同じ構造ではありません。そのため、異なる大きさの部材を組み合わせて、現場に合った足場を組む必要があります。

その点、ビケ足場はハンマーだけで異なる部材を簡単に組み込んでいけるため、

たとえ建物が複雑な形になっている部分であっても、比較的簡単に足場を組めます。

 

 

足場をビケ足場で組むデメリット

 

塗装工事の現場には欠かせないビケ足場。それほど多くはありませんが、デメリットがあることも事実です。

 

組み立て時の騒音

ビケ足場は、ご紹介したようにハンマーを使って組み立てていきます。その際、ハンマーの打音が響き、騒音となってしまうのです。

また、足場の組み立てや解体作業においては、作業員同士の連携が重要ですが、この際にどうしても声を出して確認する必要があるため、

ビケ足場だけの問題ではありませんが、この声も騒音になってしまいます。

 

低い建物にしか使えない

ビケ足場は、ビルの工事でも使用されますが、高層建築の工事で使用されることはありません。

住宅の塗装工事などで使用する住宅工事用のビケ足場は、10mよりも低い軒の住宅でのみ使用が可能です。

 

それ以上の高さの建物では、ビル工事用のビケ足場を使用する必要があります。このビル工事用のビケ足場は、高さ45m以下の場所でしか使用できません。

低い建物にしか使えないことは、ビケ足場の数少ないデメリットだといえますが、戸建て住宅の塗装工事に関しては、問題なしといえるでしょう。

 

 

足場が組まれているときに注意すべきこと

 

塗装工事の期間中は足場が組まれたままになります。

そのため、居住する人はいくつかの点に注意しなければなりません。

 

騒音

ビケ足場の、ほぼ唯一といってもいいデメリットが騒音です。塗装工事の前には必ず近隣住民へのあいさつと作業の説明を徹底しなければなりません。

事前に業者としっかり打ち合わせをして、段取りをチェックしておきましょう。

 

空き巣

足場は住宅を囲うように組まれるため、外部から窓やバルコニーなどへ簡単にアクセスできるようになります。

また、足場の外側にはホコリや塗料の飛び散りを防ぐためにシートが張られます。

 

外部からの目が届きにくくなるので、良からぬ人物が侵入を企てようとするかもしれません。

そのため、足場が組まれる塗装工事の期間中は、窓という窓、扉という扉はすべて施錠する必要があります。

 

洗濯物は外干しできません

ビケ足場の上で塗装工事が始まると、作業員が歩いたり、作業したりするため、家に住む人はどうしても外が気になってしまいます。

また、工事の期間中は洗濯物の外干しもできなくなるので注意しましょう。

 

まとめ

塗装工事に欠かせないビケ足場について解説しました。

ビケ足場は塗装工事をリーズナブルに、スピーディーに行うために欠かせない設備です。

 

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