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外壁を塩害から守る塩害対策とは

外壁を塩害から守る塩害対策とは
海の周辺では、まだ新しい建物でも金属部分にサビが発生したり、コンクリートがもろくなったりするなどの不具合が発生することがあります。これらは、海水に含まれる塩分の影響で発生する塩害だと考えられます。海水中の塩分は、風に運ばれて海岸近くの建物を傷めるので、十分な対策をとらなければなりません。

塩害
塩害は、海水や大気に含まれる塩分が引き起こす現象で、さまざまな形で被害を及ぼします。海岸に設置されている護岸を見ても、塩の影響は理解していただけると思います。沿岸にある建物や電柱などの建造物は、ほかの地域に立つものよりも塩分の影響を受けやすいために、もろくなりやすいのです。
特に季節風が強く吹く日本海側の地域では、海の周辺だけではなく、内陸部まで塩分が運ばれ、建造物を劣化させる傾向があります。塩の影響を受けやすい地域では、家を守るためにしっかりとした対策をとることが重要です。

塩害が発生する仕組み
海岸沿いの頑丈な護岸のヒビ割れや、金属製の手すりのサビ。これらはよく見かける光景ですが、なぜいともかんたんに傷んでしまうのでしょうか。このようなダメージが、海の近くの建物にも同じように発生します。塩害は静かに進行するため、やはり重要なのは「対策」です。塩害が発生する仕組みとはどのようなものなのでしょうか?
コンクリートの中には、その強度を保つために鉄筋が入れられています。鉄筋は普段、人の目には触れない部分です。しかし、塩害が発生する仕組みに大きく関わっています。
鉄筋は、常にコンクリートにカバーされているため、通常はアルカリ性の状態で存在しています。鉄筋はこの状態だと「不導体被膜」により守られているのですが、コンクリート内の塩分が増えてしまうと、その被膜が分解されてしまいます。こうなると水分に直接さらされてしまうので、サビが進行するというわけです。
海水や塩分を含む風の影響を受けなくても、ある程度の量の塩分はもともとコンクリートの中に含まれています。しかし、外部からの塩分が時間をかけて蓄積することで、内部の鉄筋やコンクリートそのものの腐食がスタートします。
サビや腐食は、私たちの身近にあるものを見てもわかるとおり、進行が始まるとあっという間にひどい状態になります。塩害の場合、コンクリートが劣化し、クラックが生じると、さらにそこから塩分が進入し、どんどん腐食が進んでいくため、塩害を防ぐための定期的なメンテナンスも求められるでしょう。

塩害が発生する可能性のあるエリア
塩害は、海の近くほど影響を受けやすいのですが、海から離れていても油断は禁物です。大まかな目安としては、海からの距離が5km以上離れていれば、潮風の影響も少ないと考えられます。また、現在、物件を探していて、塩害があるエリアかどうか調べるのであれば、そのエリアにある構造物の状態をチェックしましょう。サビや腐食が進んでいる構造物が多いエリアは要注意です。
もちろん、先に触れた日本海側のように、海から遠く離れたエリアでも塩害が発生しやすいエリアはあります。日本列島は海に囲まれているので、どうしても塩害が発生しやすく、首都圏でも塩害は発生しています。

塩害が発生したら
すでにご説明したように、塩害によりダメージが加わった物体は、その後もどんどん被害が進んでいくので注意が必要です。コンクリートにクラックが発生すると、その内部までもろくなってしまうので、配線などが埋まっている場合は、影響が出る可能性もあります。塩害が発生した場合の対処法についてご紹介しましょう。
住宅の外壁に塩害が発生した場合は、まずは外壁の塗装を考えましょう。塗料には屋根や外壁を保護する役割があります。塗り替えをおこなう際は、耐候性の備わった塗料がおすすめです。
塩害により外壁の広範囲に腐食が進んでいる場合は、塗装の前に下処理をおこなう必要があります。サビや腐食をしっかりと清掃してから塗装しましょう。塩害が多く発生する地域では、ガラスコーティングなどの塩害に強いコーティングをオプションで提供している業者もあります。塩害に強い塗装を希望する場合は、塗装業者に相談してみましょう。
塗料は種類が多く、それぞれに特性があります。塩害に強い塗料は、フッ素系やシリコン系、ウレタン系や無機塗料です。この中でもフッ素系の塗料と無機塗料は高額で1㎡当たり5000円前後もしますが、耐久性が高く、15~20年は塗り替えの必要がありません。リーズナブルなお値段の塗料は、耐久性の面で劣るため、長い目で見れば、高価な塗料のほうがコストパフォーマンスは優れているといえます。
塗装ではなく、外壁自体を張り替えるという対処法もあります。塩害に対処するという意味では、樹脂系のサイディングがよいでしょう。樹脂系のサイディングは、コーキングで固定しなくてもよいので、その分費用がかかりません。デザイン的には、ほかのサイディングと比較してやや見劣りするところがありますが、メンテナンスには手がかからないのでとてもおすすめです。
同じサイディングでも、窯業系サイディングは水分が浸透しやすいので、塩害に対処するという目的ではあまり向いていません。

作業は地域密着型の業者に依頼するのがおすすめ
塩害は、地域性のあるトラブルなので、やはりその地域に根を下ろした、地域密着型の業者に施工を依頼するのが安心です。地域的な被害の状況なども熟知しており、施工の実績も豊富なので頼りになります。
業者が塩害についてよく知らないと、新たに外壁を塗り替えたとしても、対処が適切でなく、すぐにまた塩害が発生する可能性があります。また再塗装、外壁材の張り替えをおこなわなければならなくなるので、これではいくらお金があっても足りません。

塩害を防ぐための外壁メンテナンス
塩害を防ぐには、シンプルですが、外壁のメンテナンスを怠らないことが重要です。塩害は、進行が一度始まると非常に速いスピードで広がりますが、初期はあまり症状が見えません。とにかく症状が進行しないうちに対処することが大切です。
そこで有効なのが、外壁のクリーニングです。基本的にはブラシなどでやさしく水洗いをして、可能であれば、ときどき高圧洗浄機を使って汚れや塩分を洗い流してください。
塩害への対策は家を守るために欠かせません
塩害は、放置するとあっという間に症状が進行して、取り返しのつかないことになるため、しっかり対策しましょう。対策を怠ると以下のような結果を招く可能性があります。

お金が余計にかかる
塩害が発生しやすい地域では、塗料や外壁材をメンテナンスするサイクルがどうしても早くなります。しかし、対策をしなければ、それよりも早く再塗装や外壁材の張り替えを行うことになるので、さらにお金がかかってしまいます。外壁のクリーニングを定期的におこなうだけでも、塗料や外壁材の効果を長持ちさせられるでしょう。
建て替えなければならなくなる
塩害への対策を怠ると、劣化が急激に進み、「気づいたときには手がつけられなかった」ということになる可能性があります。塩害でこわいのは、建物内部の骨格まで腐らせてしまう可能性があることです。こうなると、資産価値も下落してしまい、住み替えようにも売れないという事態に陥ってしまいます。このような事態を避けるためにも、日頃のメンテナンスは欠かさずにおこなうようにしましょう。


サイディングボードの種類と補修方法について

サイディングボードの種類と補修方法について

一般の戸建て住宅の外壁には、これまでモルタルが多く使われてきました。しかし、最近はサイディングボードと呼ばれる建材も多く使われるようになっています。この記事では、サイディングボードの種類と補修方法について解説しています。サイディングボードの住宅にお住まいの方、そして今後、外壁をサイディングボードにしようとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

サイディングボードとは

サイディングボードは、「ボード」という言葉が表すとおり、板形状の外壁材です。種類、デザイン、カラーが豊富で、しかも施工もかんたんなことから、多くの戸建て住宅の外壁に使われています。

サイディングボードの種類

サイディングボードには、大きく「窯業系サイディング」「樹脂系サイディング」「金属系サイディング」「木質系サイディング」という4つの種類があります。

窯業系サイディングは、もっとも一般的なサイディングボードです。セメントのほかに繊維質の原料が使われていて、耐震性や耐火性を含め、素材自体に強さがあることが特徴です。比較的リーズナブルな価格の製品もあり、目安は1㎡当たり5000から8000円程度です。寿命は約40年と長持ちですが、7~8年を目安にメンテナンスをおこないましょう。

樹脂系サイディングは、耐久性や耐候製に優れる塩化ビニル樹脂をメインに作られている外壁材です。シーリング材を使う必要がないというメリットがあります。価格も比較的安く、1㎡当たり4000円前後が相場です。寿命も40年ほどと長持ちです。10年~を目安にメンテナンスをおこないましょう。

金属系サイディングは、アルミやガルバリウム鋼板などで作られている外壁材です。軽く、耐久性、耐震性、耐火性に優れるという特徴を持ちます。デザインも豊富なので、さまざまな家の外壁に合うでしょう。価格帯は幅広く、安いものなら1㎡当たり3000円~選べます。寿命の目安はやはり40年程度。10年~を目安にメンテナンスをおこないましょう。

木質系サイディングは、ナチュラル素材を使用したサイディングボードです。ナチュラル素材なので耐火性にやや難がありますが、環境に優しく、風合いも感じられることから人気を集めています。価格帯は幅広く、1㎡当たり3000~10000円前後、寿命はほかのサイディング材同様40年程度で、10年前後でメンテナンスをおこないます。

サイディングボードのチェックポイント

約40年は使用可能なサイディングボード。しかし、その耐久性をフルに引き出すためには、日頃のチェックとメンテナンスが欠かせません。サイディングボードは以下のような点を中心にチェックしましょう。

カビ

カビやコケ、藻などがサイディングの表面に発生することがあります。湿気の多い環境では要注意です。雨の続く時期にも発生しやすいので気をつけて見てみましょう。

チョーキング

チョーキングは、外壁材の表面が粉を吹いたように白くなる現象です。粉の正体は塗装に含まれている顔料で、塗膜の劣化からこの症状が起こります。

クラック

塗膜が劣化すると、じわじわと水分が浸入するなどして、クラックと呼ばれるヒビ割れができることがあります。水分が塗膜の内側に入り込むと、塗膜を浮かせ、そこから塗膜がはげることもあるので注意してチェックしましょう。

目地のコーキング材の劣化

サイディングボードの目地にはコーキング処理が施されています。防水性や気密性を保つ目的で施されているものですが、コーキングが硬化し、クラックなどが発生すると、そこから水分などが浸入してしまうため、注意してチェックしましょう。

サイディングボードを補修する方法

サイディングボードをチェックして、ご紹介したような劣化や異常が見つかったら、補修しましょう。基本的には、サイディングボードに塗装を施すか、コーキングの交換をおこないます。

塗装

チョーキングや塗膜の浮き、小規模なクラックなら、塗装することで対応可能です。塗料は状況に合わせて、適切なものを業者と相談して選びましょう。クラックの規模が大きい場合や、サイディングボードにゆがみなどが生じている場合は、サイディングボードごと張り替えたほうがよいでしょう。現在のサイディングの上から新たなサイディングを貼れる場合もあります。

コーキングを打ち直す

コーキングが劣化している場合は、一度、現在のコーキングをすべてはがしてから、新しいコーキング材を使ってシールします。既存のコーキングの上に重ねるように施工できる場合もあります。

外壁は定期的なメンテナンスが重要

定期的にメンテナンスをおこなうことで、外壁材が本来持っている耐久性を存分に引き出すことが可能になります。サイディングボードは約40年は使用可能な外壁材ですが、やはり定期的なメンテナンスが大切です。サイディングボードへの変更や張り替えをお考えの方は、マナカリフォームまで、お気軽にご相談ください。


防水塗料と外壁の塗り替え工事のポイント

防水塗料と外壁の塗り替え工事のポイント

屋根や外壁の塗装が劣化すると、その下地に小さなクラックが入ってしまうことがあります。ここから雨水などの水分が浸透すると、いつしか建物の内部に入り込み、雨漏りなどの重大な欠陥へとつながってしまうため、定期的に外壁の状態をチェックすることは欠かせません。この際、防水性能を持つ塗料を使うと、雨漏りのリスクを低下させることが可能です。本記事では、防水塗料と外壁塗り替え工事のポイントをご紹介していきます。

防水塗料について

塗料はさまざまな目的のために用いられますが、中でも防水塗料は、防水が必要な場所に、その機能性を付与するために塗装されます。防水塗料と呼ばれる塗料は「弾性塗料」であり、防水性能のほかに、耐久性や耐候性に優れるものが多いようです。

水性塗料

防水性能の優れた塗料には、水性塗料と油性塗料があります。以前は防水性能の優れた塗料というと、油性塗料が一般的でしたが、現在は水性塗料の中にも優れた製品が増えてきています。

油性塗料

油性塗料は、2液式(主材+硬化剤)のものが多く、耐久性に優れています。乾燥に時間がかかり、ニオイも強いので、屋内の塗装には向きません。

このように、扱いやすいのは水性系の塗料です。水性と油性は、使用する場所や外壁材、下地などを考慮して、適当なものを選ぶのが基本です。

防水塗料の使用

ベランダや屋上といった雨に濡れる場所には、ただ塗装を施すだけではなく、厳重に建物を保護するために、下地としてシーリング材を使用するのが一般的です。

まず、高圧洗浄機などを利用して、塗装する場所に残る塗膜や汚れをきれいに洗い流します。そして、塗装する場所の端や、ヒビが入っている部分にプライマーを塗り、さらにウレタンシーリング材を入れます。その後、シーラーで下塗りしたら防水塗料を塗り、滑り止めを塗装したら完成です。

外壁にも防水塗料

外壁も、ベランダや屋上同様、常に雨風や紫外線に晒されるため、外壁用の塗料にも高い機能性が求められます。特に外壁は、劣化することでクラックと呼ばれるヒビ割れが発生しやすくなります。弾性を持つ防水塗料なら、小さなクラックであればカバーすることが可能です。

ヘアークラックや乾燥クラックと呼ばれる、1mmもないようなヒビ割れなら、防水塗料を複数回塗ることで十分に補修できます。しかし、自然災害や欠陥工事などを原因とする大きなクラック(構造クラック)の場合は、コーキング材を使用しないと埋めることはできません。また、根本的な工事が必要な場合もあるので、専門家に相談したほうがよいでしょう。

防水塗料と相性のよい外壁材

外壁にはいくつかの種類があり、中には防水塗料が使いにくい外壁もあります。ここでは、防水塗料と相性のよい外壁剤をご紹介します。

コンクリート

コンクリートの外壁は、一般的な戸建て住宅の外壁にも使用されています。コンクリートは意外にも防水性能があまり高くないので、クラックの発生は建物に致命的な影響を与える可能性があります。そのため、弾性の強い防水塗料で機能を補うと効果的です。

モルタル

モルタルの壁は、乾燥が進むとクラックが入りやすくなる傾向があります。クラックが大きくなると、水分が内部に浸透してしまうため、防水塗料を塗って機能を補完するとよいでしょう。

防水塗料はサイディング外壁には合わない

最近は、外壁にサイディングを取り入れる住宅が増えています。外壁を飾りやすいサイディング外壁には、防火性や断熱性に優れるという特徴もあるのですが、防水塗料を塗ってしまうと、これらの性能を阻害してしまうので、使うべきではありません。防水塗料をサイディングに塗ってしまうと、内部に熱が蓄積され、はがれてしまうこともあります。

防水塗料のメリットとデメリットを確認

防水塗料は、弾力(伸縮性)を持ち、規模の小さいクラックであればカバーして、外壁材内部への水分の浸入を防ぐという特性を持っています。この特性により、建物の重大な欠陥へとつながる雨漏り、カビ、シロアリなどの発生を防ぐことが可能です。しかし、防水塗料はよいところだけを持っているわけではありません。塗料を選ぶ際は、デメリットも考慮して、建物の状況にもっとも合った塗料を選ぶべきです。

防水塗料は、一定規模以上の大きさのクラックを埋めることはできません。伸縮性を持つ塗面も長年にわたりパーフェクトに持続するわけではなく、年月が経てば劣化します。そのため、一定期間ごとにおこなうメンテナンスは欠かせません。

施工方法にも防水塗料ならではの難しさがあります。一般的な塗料と同じように塗ってしまうと、べたついたり、塗装が水疱のようにふくらんでしまうことがあります。そのため、防水塗料の扱いに慣れた職人に作業を依頼することが重要です。

外壁塗装の役割は建物を守ることです。美しく見せることも重要ですが、もっとも重要なことを見誤ってはいけません。ご自宅の外壁について理解したうえで、もっとも適した塗料を使うことが重要です。外壁塗装をお考えの方は、マナカリフォーム株式会社までお気軽にご相談ください。

 

 

 


多彩模様塗料 グラナートSPの特徴

グラナートSPとは

グラナートSPは水性系の上塗り材で、液外壁用多彩模様シリコン系上塗材とも呼ばれています。

液型は一液型で、まるで天然石のような、高級感あふれる仕上がりになる塗料です。主に外壁に使われます。

グラナートSPの特徴

耐久性

グラナートSPは耐久性に優れており、10年の保証が付いています。これは良質なアクリルシリコンを採用しているためで、社内における

促進耐候性試験(キセノンランプ式)では4000時間(期待耐用年数15年)をクリアしています。

また、「JIS K 5400 塗料一般試験方法」において、耐衝撃性の試験に合格。「JIS K 5600 塗料一般試験方法」において、

鉛筆硬度、耐水性、耐酸性、初期耐水性の試験に合格しています。

この耐久性によって、美しい仕上がりを長期期間保つことが出来ます。

意匠性

グラナートSPは多彩模様塗料とも呼ばれ、クリヤー塗料に様々な色のチップを混合させることで独特の立体感を生み出し、

しかも落ち着いた色味を表現することに成功しています。

天然石を思わせる美しい仕上がりを実現できるだけでなく、カラーバリエーションも10色に及びます。

イエロー系、レッド系のベーシックカラーから、全体を引き締めることができるアクセントカラーまでが揃っており、

複数の色を組み合わせることもできます。

なお、塗装の際は中塗りの段階で上塗りの色を決めておき、中塗りでは専用のカラーを選択します。

グラナートSPはクリヤー塗料なので、中塗りの色がベース色となります。

軽量性

意匠系塗料には多彩な種類があり、砂骨材や砂を混合したものなどがありますが、グラナートSPの場合は面積当たりの重量が軽いのが特徴です。

このため、建物にかかる負担が少なくなるという利点があります。

対応素材

グラナートSPは、下記の素材に対応しています。

窯業系サイディング、リシン、ALC、コンクリート、モルタル、吹付けタイル、スタッコ。


塗装に使われるシーラーとは

塗装に使われるシーラーとは
外壁塗装においてシーラーはとても重要な役割を果たしています。シーラーは、塗装の下に塗る塗料のことです。この記事では、シーラーとはどんなものなのか、なぜ必要なのか、などについて解説していきます。
下塗り用塗料・シーラー
屋根や外壁の塗装の際、最初に塗られる下塗り用の塗料です。
下塗り用塗料
シーラーは、塗装の基礎となる塗装です。英語のsealには「接着する」「ふさぐ」「覆う」などの意味がありますが、まさにシーラーは、塗装面をまず「覆う」ための役割を果たします。塗装は1回で仕上げるものではなく、下塗りを含めて3回行います。シーラーは、下地を整えるために塗られるもので、下地の種類や状態、上に塗る塗料との相性を考えて適切なものを選択します。
プライマーやフィラーとの違い
下地処理のために使われるのはシーラーだけではありません。プライマーやフィラーなども下地に使われます。これらとシーラーは何が違うのでしょうか?
プライマーは、「初め」を意味するprimeという英語を語源とする言葉で、いわば、最初の塗料。実際は、重ね塗りする塗料と塗装面がうまく密着するよう、下地に塗られます。基本的にシーラーは下地に染み込ませますが、シーラーとプライマーは、役割的には同じだと考えていいでしょう。
フィラーは、モルタルのヒビなどを補修するために使います。重ね塗りする塗料をきれいに塗るために、モルタルの下地表面をスムーズにするのがフィラーの役割です。
なぜ必要なのか?
下塗りは、塗装工事においてもっとも重要な作業といっても過言ではありません。なぜシーラーが必要なのでしょうか?
シーラーが下地と上塗り塗料をつなぐ
塗りは3回に分けて行われますが、中塗り塗料や上塗り塗料には密着性がありません。そのため、下地とこれらの塗料の間に、密着性を持つシーラーを挟むことで塗料が定着します。シーラーの塗りが甘いと、塗装は劣化しやすくなるので、もしも塗装を3回行わない業者に出会った場合は、その業者は限りなく悪徳業者に近いといえるでしょう。
上塗り塗料の下地への染み込みを防止
シーラーを塗らずに、下地に直接上塗り用の塗料を塗ってしまうと、塗料は下地に染み込んでしまいます。こうなると、塗装ができたとしても、とんでもなくムラになってしまうでしょう。
機能性の付与
シーラーには、カビやサビを防ぐ機能や、遮熱機能などが備わったものがあります。下地を固めるのもシーラーの機能のひとつです。シーラーが存在することで、重ね塗りされる塗料の性能をフルに発揮させられます。
塗料をより鮮やかに見せる
シーラーを塗ることで、重ね塗りする塗料のカラーをより鮮やかに見せることが可能です。
シーラーのタイプ
シーラーは大きく2つのタイプに分類できます。
水性タイプ
水性タイプのシーラーは、あまり劣化していない下地に向いています。劣化が進んでいる下地だと、水性タイプのシーラーをうまく吸収しきれないのです。水性タイプのシーラーはニオイが少なく、室内塗装でも使えます。
油性タイプ
油性タイプのシーラーは、シーラーに含まれている成分を揮発させて塗膜を作ります。下地へもよく染み込み、短時間で乾くという特徴があります。ニオイが強いことはマイナスの要素ですが、劣化が進んだ下地との相性は抜群です。
このほか、機能性を持つものには、以下のようなものがあります。
・ヤニ止めシーラー
ヤニ止めシーラーは、その名のとおり、タバコのヤニなどのシミに強いシーラーです。天井や室内の壁などでの使用に向きます。
・コンクリート強化シーラー
コンクリート強化シーラーは、モルタルなどの下地を強化するために使います。塗料の吸収を抑制することで、耐久性の向上に寄与します。
・カチオンシーラー
カチオンシーラーは、内外壁に幅広く利用可能なシーラーです。下地に浸透するタイプと、被膜を作るタイプがあり、経済性や上塗り塗料の密着性などに優れています。
外壁塗装の流れ
ここで外壁塗装の流れをチェックしておきましょう。外壁塗装は「塗り」の作業を3回に分けて行い、このどれもが重要です。
まずは外壁のクリーニングを行います。高圧洗浄機で汚れを落とし、その後、ヒビ割れなどの異常がないかを確認、必要に応じて、補修しながら作業を進めます。
つづいて下塗りです。重ね塗りする塗料との密着性を上げることが下塗りの目的です。
その後、2度目の塗り(中塗り)で下地に色付けします。このままではまだ塗装にムラがあるので、3度目の塗り(上塗り)にて修正します。全体を仕上げたら塗装作業完了です。

シーラーの重要性
シーラーを使わずに塗料を塗ってしまうと、ご紹介したように、塗りムラができたり、塗料が持つ性能を発揮できなかったりと、さまざまな不具合が発生します。シーラーは下地と塗料を強固につないでくれる存在です。トラブルを防ぐためには、信頼できる塗装業者に作業を依頼しましょう。


外壁材・ALCパネルの特徴とは

外壁材・ALCパネルの特徴
ALCパネルは、原料にセメントや生石灰、アルミ粉末、珪石を主に使用して作られたコンクリート建材です。軽量で高強度、そして断熱性も持ち合わせており、現在の建築には欠かせません。
ALCパネルの特徴
ALCパネルの強さの秘密は、補強材です。ALCパネルの内側には、スチール製のメタルラスや特殊な防錆加工の施された鉄筋マットが入っています。外壁や屋根、床など、場所に合わせて補強材を入れて、必要な強度を出せるように配置します。
優れた断熱性もALCの特徴です。通常のコンクリートのおよそ10倍の断熱性があるとされており、生活環境の向上、光熱費の節約、結露の軽減などに効果を発揮します。この断熱性の秘密は、パネルにある小さな気泡です。
ALCパネルは、軽量ながら防音性を備えているため、集合住宅などの壁材にも使用可能です。
ALCパネルは、1960年代にはすでに、日本に導入されていましたが、これまでに一度も有害物質などで問題になったことはありません。1960年代といえば、有害物質のアスベストの使用が盛んだった頃です。ALCパネルには、このアスベストはおろか、トルエンなどの揮発性有機化合物を含まれず、またホルムアルデヒドも含まれていないため、建材としても使用面積の規制を受けません。
ALCパネルのメリット
つづいて、特徴と少し重なる部分もありますが、ALCパネルのメリットをご紹介します。
優れた耐火性
ALCパネルはコンクリートです。コンクリートは不燃材料なので、ALC自体も耐火・防火性能に優れています。火事になっても、ALCパネルからは有害な煙が発生することはありません。
優れた断熱性
ALCパネルの内側には、数多くの小さな気泡があり、このおかげで空気に層ができるため、優れた断熱性があります。ALCパネルを使った建物は、冬は暖かく、夏は涼しいのです。
軽量で施工しやすい
ALCパネルはコンクリートですが、普通のコンクリートの25%ほどしか重量がないため、施工しやすいという特徴があります。これにより工期短縮やコスト削減につなげられるほか、建物自体への負担も抑制可能です。
高強度
ALCパネルには、補強材として鉄筋マットなどが入れられています。そのため、非常に高い強度を誇ります。
ALCパネルのデメリット
ALCパネルにも、数は少ないもののデメリットがあります。それは防水性です。ALCパネルは、内部に気泡があるため断熱性が高いのですが、内部に水が浸透してしまうと、これがマイナスに働いてしまいます。水分を含むと膨張しやすいのです。やはりよく使われる外壁材のサイディングと比べて、ALCパネルはサイズが小さいため、その分、つなぎ目が増えます。そのため、ALCパネルの施工では、このようなつなぎ目をしっかりシーリングで埋めなければなりません。
ALCの劣化症状
ALCパネルの外壁は、通常、10年周期で塗り替えを行います。しかし、場合によっては
これよりも早く劣化の兆しが見えてくることがあるので、以下のような症状が表れたら、専門の業者に調査を依頼しましょう。
チョーキング
チョーキングは、外壁が粉を吹いたように白くなる現象です。これは紫外線などの影響により、塗装が劣化したことで起こります。触ると手が白くなるので、すぐにメンテナンスしましょう。
汚れ
汚れといってもさまざまですが、カビやコケなどが外壁に生えている状況は少々危険です。これは、塗装などの劣化により、ALCに水分が含まれている証しです。このまま放置しても状況は改善せず、最悪の場合、雨漏りにつながる可能性があるので、すぐに業者に見てもらいましょう。
外壁のヒビ
外壁にヒビが入ってしまうと、そこから雨水が入り込んでしまいます。ALCは水分に弱いので、この状況がつづくと内部で伸縮が繰り返され、ヒビが広がっていきます。大至急、業者にメンテナンスを依頼しましょう。
コーキングのヒビ
コーキングは、ALCパネルを組む際、目地を埋めるために使います。外壁同様、風雨や紫外線にさらされるため、劣化が進むと硬化し、ヒビが入りやすくなります。コーキングにヒビを発見したら、小さくても必ずメンテナンスしましょう。
ALCパネルが劣化した場合の補修
ALCパネルは、定期的なメンテナンスにより、不具合を発生させないことが重要です。しかし、なかなかそううまくはいきません。そこでALCパネルに不具合が発生した場合の補修方法について少しだけご紹介します。
チョーキングが見られたら塗り替え
チョーキングが見られたら、症状が悪化しないうちに外壁の塗り替えを考えましょう。
シーリングのヒビ割れ
シーリング材が劣化してヒビ割れが発生している場合は、業者にシーリング材の打ち替え、もしくは打ち増し工事を依頼しましょう。
ALCパネル自体のヒビ割れ
ヒビ割れの大きさにもよりますが、通常はシーリング材をヒビに充填する形で補修します。地震などが原因で大きなヒビが入ってしまった場合は、ダメージが躯体にまで達している可能性もあるので、業者に調査を依頼して修復してもらいましょう。


タイル外壁の特徴

タイル外壁の特徴
タイル外壁は、数ある外壁材の中でも高い耐久性を備えているためとても人気です。ほぼメンテナンスの必要がないともいわれるタイル外壁。この記事では、そんなタイル外壁について、その特徴を中心に解説します。
タイル外壁
粘土などを成形して作られるタイル外壁の特徴をご紹介します。
高級感のあるルックス
タイルは、外壁材のほか、床、浴室などにも使用されます。タイルはほかの外壁材よりも立体感があるため、タイルの外壁が貼られた住宅は、印象的で、高級感のあるルックスに仕上がります。
耐久性
外壁材の役割は、ルックスをよく見せるだけではありません。天候などの外的要素から建物を守る役割もあります。タイル外壁は、コンクリートやサイディングなど、ほかの外壁材よりも優れた耐久性を持っています。色あせしにくいだけでなく、強度も併せ持っているのです。強い地震の際に剥がれ落ちることを心配される方もいらっしゃいますが、適切に施工を行っている限り、そのようなことはありません。
素材や形状の選択肢が多い
タイル外壁は、素材や形状の選択肢が多いことも特徴です。1250℃以上という温度で焼かれた「磁器質」のタイルは、水をほとんど吸い込まず、とても高い強度を誇ります。一方、1200℃程度で焼かれる「せっ器質」のタイルは、水をやや吸い込むものの、レンガのような味わいを備えています。
形状もさまざまなものがありますが、もっとも一般的なのは、正方形や長方形の平物タイルです。そのほかに、施工のしやすさが追求されたユニットタイルや、角などに使用される特殊な形状をした役物タイルがあります。
導入費用がかさむ
タイルは美しく丈夫ですが、その代わり、初期の導入費用がかさみます。種類も多く「こだわれるアイテム」ですが、予算をオーバーしてしまうため、ほかの外壁材を選ぶという方も少なくないようです。タイル外壁にする場合は、サイディングの倍程度の費用がかかります。
タイル外壁はメンテナンスが楽
タイルは、ご紹介したように耐久性が高いため、基本的にはメンテナンスフリーです。ほかの外壁材の場合は通常、塗装によるメンテナンスが必要ですが、タイル外壁の場合は必要ありません。ただ、完全にお手入れが必要ないわけではないことに注意が必要です。たとえば、目地のシーリング材は劣化するので、10年周期で補修する必要があります。また、いくら耐久性が高くても雨風にさらされれば汚れてしまうので、年に1回程度、高圧洗浄機を使って全体を洗うといいでしょう。壁をきれいにすると、もしヒビなどができていたとしても見つけやすくなります。建物をより長く使うために、定期的な洗浄を必ず行いましょう。
タイル外壁のメンテナンスは、比較的リーズナブルに行えます。導入費用が高いといわれるタイル外壁ですが、メンテナンスの回数や費用などを考えると、実はかなり費用対効果の高い外壁材です。
タイル外壁の場合、目安となるメンテナンスの費用は50万円ほどです。サイディング外壁の場合は、140万円ほどかかります。もちろん、この数値は外壁の面積や環境、業者により異なりますが、これだけ差があることを考えると、長い目で見ればタイル外壁がかなりお得になることがわかります。
タイル外壁でも劣化する
強度や耐久性に定評のあるタイルでも、経年により劣化することはあります。主な劣化症状について解説します。
白華現象
白華現象は、エフロレッセンスとも呼ばれる自然な劣化です。モルタルやコンクリートの内部から、表面に白い物質がしみ出してきます。うわ薬の塗られていないタイルやレンガなどでよく発生する現象です。白華現象が見られたら、どこからか水が入り込んでいないかチェックしましょう。
ヒビ割れなど
耐久性の高いタイルですが、ヒビ割れることもまれにあります。ヒビ割れたタイルはそのままにせず交換するのが無難です。シーリング材などを使用して補修する方法もあります。
剥がれなど
タイル自体に問題がなくても、モルタルや接着材などの下地に問題が発生し、タイルが剥がれてきたり、浮いたりすることがあります。施工不良や経年劣化が主な原因です。このような不具合が見つかったら、モルタルなどで補修しましょう。
タイル外壁の補修方法
ほぼメンテナンスフリーのタイル外壁でも、ご紹介したような劣化や不具合が出ることがあります。このような場合は、なるべく早く業者に点検・補修してもらいましょう。タイル外壁は、魅力的なルックスが特徴ですが、補修すると魅力が失われてしまう場合があります。クリアを塗ることで雰囲気を保ちつつ補修できる可能性もあるので、こちらも業者に相談してみましょう。
タイル外壁は、強度・耐久性ともに高く、メンテナンスにもあまり手がかかりません。初期の導入費用はかさむものの、長い目で見れば、ほかの外壁材よりもコストパフォーマンスはよいといえます。10年に1度ほど補修するだけで美しさをキープすることが可能です。


シーリングとコーキングの違いとは

シーリング材とコーキング材の違いについて

シーリング材とコーキング材の違いについてご存じですか?屋根や外壁に使用されるこれらの材料にはさまざまなタイプがあり、作業に合わせて使い分けます。実はシーリング材とコーキング材は、どちらも防水・気密性を保つ目的で使われるペースト状の材料で、基本的には同じものです。

シーリング材とは

シーリング材は、建物にできたヒビなどから雨水や湿気などが内部に入り込まないよう、当該箇所に充填する材料のことです。液状やパテ、ひも状、棒状などさまざまなタイプがあり、特に油性原料を使用し、パテ状のタイプに関しては、コーキング材と呼ばれることがあります。

シーリング材は、主に硬化剤、着色剤、充填剤、などから成ります。パテ状や液状の不定形シーリング材は、シリコンやポリサルファイド、ポリウレタン、アクリル、あまに油などが主成分です。

棒状やひも状の定形シーリング材は、ゴムアスファルト、塩化ビニル、クロプレンなどが主成分です。硬化剤には、樹脂に対応するものが使用され、充填剤には主にカルシウムやタルクなどが、着色剤には無機顔料や酸化チタンが使われています。

シーリング材は、充填する箇所の材質とともに、天候や温度、湿度などを考慮して選ばなければなりません。また、シーリング材の寿命はタイルやコンクリートと比較して短いため、的確な時期に再補修する必要があります。シーリング材は、補修作業に幅広く利用可能です。

シーリング材の用途(違い・価格以外)

シーリング材の使い方は、大きく3つに分類できます。

サイディング壁のひび割れの補修

外壁の下地にサイディングボードと呼ばれる板を張り、組み立てるサイディング壁。この壁には、天候や気温の変化、地震などによりヒビが入ってしまうことがあり、その補修にシーリング材が使用されます。ヒビの入った箇所を「目地」と呼びますが、ここにシーリング材を充填することで、不具合を修正するとともに、壁にかかる負荷も取り除きます。

応急処置

シーリング材は、雨漏りの原因となっている場所の応急処置に使うことも可能です。雨漏りしやすい場所はいくつかありますが、外壁や屋根のヒビ割れ、窓のサッシ周辺、劣化した金属屋根などは特に注意が必要です。雨漏りが発生すると、建物内部の重要な構造部にダメージを与えてしまう可能性があります。シーリング材はあくまで応急処置なので、速やかに業者に連絡しましょう。

建材の固定

シーリング材は、建材を接着して固定することが可能です。屋根工事では、棟板金の釘穴の接着や、かわら屋根を補修する際などにシーリング材が使用されています。

シーリング材の種類

シーリング材にはいくつかの種類があり、それぞれを用途に合わせて使い分けます。

ウレタン系シーリング材

ウレタン系のシーリング材は、耐久性が高く、固まると弾力性と密着性があるため、ヒビや目地にぴったりフィットします。とても使いやすいシーリング材なのですが、紫外線に弱く、また密着性から汚れなどを寄せつけやすいという特徴も持っています。そのため、屋外で使用する場合は、塗料を塗って保護するのが一般的です。

シリコン系シーリング材

シリコン系のシーリング材は、価格がリーズナブルで、耐水・耐熱・耐候製に優れるという特徴を備えています。充填したあとにシリコンオイルがしみ出してくるため、ウレタン系のシーリング材とは異なり、基本的には上から塗装することができません。主にガラスの目地や、浴室や浴槽などの補修に使われます。通常、外壁の補修には使いません。

アクリル系シーリング材

アクリル系のシーリング材は、扱いやすさが特徴です。価格もリーズナブルですが、耐久性の面では弱さがあります。塗装やクロス、ALCの目地などの補修に使用するのが一般的です。

変性シリコン系シーリング材

ウレタン樹脂から作られる変成シリコン系シーリング材は、耐候性を備え、さらに塗りやすいことからさまざまな補修に使われています。タイルやコンクリート、ALCなどの目地、躯体などが主な使い道です。ウレタンとシリコンの中間的な特徴を持つシーリング材と考えていいでしょう。

シーリング材のタイプ

シーリング材には、1液性と2液性のタイプがあります。1液性の利点はすぐに使えることです。コーキングガンを使用するなどして比較的小さな作業をするのに向いています。

2液性のタイプは、主材と硬化剤に分かれていて、攪拌機を使ってミックスしなければ使えません。比較的、大規模な補修作業に向きますが、ある程度、技術や知識を備えていないと扱えません。

シーリング材の値段

シーリング材による補修工事は、「打ち増し」「打ち替え」の2種類です。打ち増し工事は、現在のシーリングの上に新しくシーリング材を「打つ」工事で、メーター当たり500~900円ほどが相場となります。現在のシーリングを剥がしてから作業する打ち替えは、メーター当たり700~1200円ほどが目安です。

 

 

 

 


クリア塗装とは

クリア塗装とは?メリットとデメリット

クリア塗装は、家の外観をそのまま維持したい方におすすめの塗装方法です。外壁の塗り替えでは、色のついた塗料を使用するのが一般的ですが、このように透明な塗料を使って塗装する方法もあります。ただし、すべての外壁材に使えるわけではありません。本記事では、クリア塗装について、そのメリットやデメリットを含め、詳しく解説します。

クリア塗装

クリア塗装は、読んで字のごとく、透明な塗料「クリア塗料」を使って塗装する方法です。普通の色つき塗料と同じように、アクリル系、ウレタン系などの種類があり、それぞれ価格も耐用年数も異なります。

もっともリーズナブルなクリア塗料はアクリル系で、耐用年数は長くても8年程度ですが、価格は1㎡当たり1,500円前後です。

ウレタン系のクリア塗料は、8~10年程度はその効果が持続するといわれています。価格は1㎡当たり2,000円前後です。

シリコン系のクリア塗料は、耐用年数10~12年ほどで、価格は1㎡当たり2,600円前後です。

フッ素系のクリア塗料は、長いものだと15年程度効果が持続します。価格相場は1㎡当たり4,400円前後と高額ですが、耐用年数を考えると費用対効果は高いといえるでしょう。

普通の色つき塗料同様、UVカットなどの機能性を持つ製品もあります。

クリア塗装のメリット

クリア塗装には、「クリア」であることでさまざまなメリットがあります。

外観を変えずに塗装

最近はデザイン性の高い建物が増えていることもあり、塗り替えの時期を迎えても、そのままの外観を保ちたいと考える方が増えています。クリア塗装なら、オリジナルのデザインやカラーをそのまま保つことが可能です。

ツヤ出し効果

クリア塗料を外壁に塗るとツヤが出ます。このツヤの中にもレベルがあり、まったく光沢感のない「ツヤ消し」のほか、やや光沢感のある「3分ツヤあり」などの製品が選べます。外壁のデザインやカラーとのバランスを考えて選ぶといいでしょう。

外壁の保護

これは普通の色つき塗料と同様です。クリア塗装により外壁材が保護され、耐久性が向上します。

クリア塗装のデメリット

建物の雰囲気を変えずに外壁を美しく保護してくれるクリア塗装ですが、デメリットももちろんあります。

シーリング材には使えない

外壁材は、取り付けの際に目地の部分をシーリング材で埋めます。クリア塗料は、このシーリング材の部分には塗れません。割れや剥がれが発生する場合があります。

塗装できない外壁材がある

クリア塗料を塗装できない外壁材もあります。もっとも適しているのはサイディングボードですが、たとえば表面にコーティングが施されている外壁材や、光触媒の機能が付与された外壁材などには塗装不可です。このような外壁材にクリア塗装すると、塗装剥がれの原因になります。

汚れや修復の痕跡が目立つ

クリア塗装は、建物の外観を保持しながら、美しく外壁を保護し、機能性を付与することが可能なすばらしい塗装方法です。しかし、外壁にある修復の痕跡や劣化は、クリア塗料を塗ることでかえって目立ってしまう場合があります。このような外壁にクリア塗装を行う場合は、一度色つきの塗料で痕跡や劣化を修復してから行うといいでしょう。

クリア塗装向きの外壁

クリア塗料は、ご紹介したように、すべての外壁材に塗れるわけではありません。ここからは、クリア塗料と相性のいい外壁材をご紹介します。

サイディング

デザインの豊富なサイディング外壁は、クリア塗装との相性が抜群です。サイディングのほとんどは、「窯業系サイディング」と呼ばれるセメント系のもので、カラーやデザインが美しいことから、多くの建物に使われています。

打ちっぱなしコンクリート

現代的でおしゃれな雰囲気を醸し出せることから人気の打ちっぱなしコンクリート。ただ、そのままでは防水効果が弱く、汚れも目立ってしまうため、クリア塗装をすると効果的です。

モルタル

ナチュラルな雰囲気が魅力のモルタルも、クリア塗料との相性のいい、どちらかというと仕上げ材です。サイディング外壁の仕上げによく使われます。モルタル専用のクリア塗料も販売されていて、モルタルを保護するとともに、ツヤを与えてくれます。

木材にもクリア塗装

外壁材ではありませんが、クリア塗装は木材にも向きます。木はむき出しの状態だと雨水などの影響ですぐに傷んでしまうため、クリア塗料で塗膜を作り保護すると効果的です。

まとめ

クリア塗装は、建物の外観を変えずに外壁を美しく保護してくれる、とてもメリットの多い塗装方法です。ただ、外壁材や現在の外壁の状態によっては、普通の色つき塗料で塗装したほうがよい場合もあります。シーリング材や、コーティングが施された外壁材には使えません。また、補修の痕跡の上からクリアを塗ると、痕跡が目立ってしまうことがあります。そのため、外壁が劣化する前にクリア塗装を行うことが大切です。現在、クリア塗装を検討中の方は、まずは施工可能かどうか、業者に外壁のチェックを依頼することをおすすめします。

 

 


スーパーシャネツサーモsi

スーパーシャネツサーモsiとは

スーパーシャネツサーモSi

スーパーシャネツサーモSiは溶剤系の上塗り材です。弱溶剤形二液屋根用遮熱上塗材とも呼ばれます。液型は二液型になります。主に屋根に使用されます。Siはシリコン樹脂塗料であることを示しています。

 

スーパーシャネツサーモsiの特徴

 

高い遮熱性

スーパーシャネツサーモsiは特殊無機顔料を使用したことにより高い遮熱性を実現しています。スーパーシャネツサーモFと同様、特に夏場のエアコン使用を抑えることができるので、省エネ・節電・光熱費削減をお考えの方には嬉しい塗料となっています。

 

耐久性
スーパーシャネツサーモSiには7年の保証が付いています。また、耐候性にも優れており、社内試験における促進耐候性は4000時間をクリアーしています。
美観を長期間保持
スーパーシャネツサーモSiは色あせしにくい塗料となっています。長期間美観を保持できる高機能な塗料と言うことができます。
シリコン樹脂塗料について
シリコン樹脂塗料は一般的にカラーバリエーションが豊富で、価格と機能のバランスが良い塗料と言われています。高い防水性と撥水性(水を弾く性質)を持ち、紫外線にも強く、光沢も出すことができます。スーパーシャネツサーモSiはシリコン樹脂塗料の利点に遮熱性能を加味した塗料です。
対応素材
スーパーシャネツサーモSiは次の素材に対応しています。
金属屋根、カラーベスト、コロニアル、セメント瓦、鉄、ステンレス。
JIS分類
スーパーシャネツサーモSiはJIS規格において次の試験に合格しています。
<合格した試験>「JIS K 5675 屋根用高日射反射率塗料」容器の中での状態、表面乾燥性、塗膜の外観、日射反射率、耐おもり落下性(デュポン式)、耐アルカリ性、耐酸性、耐湿潤冷熱繰返し性、促進耐候性。 また、先にも述べたとおり、社内試験において「JIS K 5600」促進耐候性4000時間をクリアーしています。
スーパーシャネツサーモFと同じく、耐おもり落下性試験に合格しているので、スーパーシャネツサーモSiもひび割れしにくい塗料であることがわかります。