お役立ち情報

外壁塗装を行う時期/タイミングとは

外壁塗装を行う時期・タイミングは

 

外壁塗装の塗替えのタイミングは役10年と言われます。

現在の日本の新築の一戸建ての約8割は外壁材に窯業系サイディングボードというものを用いています。この外壁材は防水機能が弱く、製造時に塗布された防水効果のある塗料がだいたい10年で切れてしまうためです。

しかし、外壁塗り替えとなると100万円ほどの出費となるため、なかなか10年経ったから塗替えをしようという踏ん切りのつかない方も多いのではないかと思います。そこで、外から見て分かる外壁の劣化症状について紹介します。

これらの症状が外壁に見られるようでしたら、外壁塗装を行うべきタイミングですし、少なくとも専門家に調査してもらったほうがいいです。まだ早急な対策は必要でないものから、すでに差し迫った危機に至っているものまでありますので、専門家の意見をもらいましょう。少なくとも、信頼できる業者を探すなどの準備には着手したほうが良いです。

 

外壁の色あせ

外壁の色あせは塗膜劣化が始まっている証拠なので、緊急度は高くないですが塗替えを検討し始めたほうが良いでしょう。

 

チョーキング

チョーキングとは外壁を触ったときに白い粉が手につくことで、塗装の表面が紫外線などで劣化して起こります。

ひび割れやカビの発生の前段階になります。

 

塗膜の膨れ・剥離

塗装の劣化によって、塗装が外壁から浮かび上がり、そしてその部分が破れます。この状態になると塗装の劣化の進行度は高く、外壁内部への雨水の侵入までもうすぐです。

 

クラック(ひび割れ)

外壁のひび割れのことをクラックといいます。はばが0.3mm以下のものをヘアクラック、0.3mm以上のものを構造クラックといいます。構造クラックが置きている場合は劣化の進行度は高く手当が必要になっています。そのクラックから雨水が侵入したりカビが生えたりしますので、家の内部の構造材が痛んだり、雨漏りがおきます。

 

シーリング材の塗膜剥がれ・割れ

窓のサッシにもシーリング材が使われています。古い家のサッシでガラスを押さえているゴム状のものがぼろぼろになっているものを見たことはないでしょうか。あれと同じことがサイディングボードの継ぎ目に使用しているシーリング材におきます。シーリング材が劣化し、亀裂が生じていたり、剥がれ落ちたりしています。こうなるとここから簡単に雨水が侵入してしまいますし、カビも生えます。

これはすぐにでもシーリング材の「増打ち」や「打ち替え」が必要になります。


火災保険の申請から屋根修理

目次

1.加入している保険会社に問い合わせ

2.被災内容を伝え火災保険申請書類を入手する

3.屋根修理業者に依頼する 【修理見積書・被災写真・罹災図の入手】

4.保険鑑定を受ける

5.保険金の確定と入金

6.修理工事開始

7.台風15号による台風被害により火災保険が適用された事例

 

1.加入している保険会社に問い合わせ

  ・まずは自身の火災保険内容の確認(風災や水害が火災保険の対象内か)

 

  台風による強風や大雨や積雪、雹の被害にあった屋根や外壁、雨漏り、建物周りの外構部分は火災保険の対象です。

  簡単な申請をするだけで保険会社から保険金として損害金を受け取ることが出来ます。

  積極的に火災保険を申請し屋根修理を行うことをお勧めします。

 

2.被災内容を伝え火災保険申請書類を入手する

 

   火災保険申請するのに以下の書類が必要です。

 

  ・屋根修理業者の修理見積

  ・ご自宅の家屋損害調査書

  ・罹災図

  ・火災保険会社から送付される口座等の記入書類

 

  申請者が記入するところは住所や状況日時、振り込み先口座になりますので簡単に申請が可能です。

  最近ではLINEでの火災保険申請も出来ます。

 

 

 

3.屋根修理業者に依頼する 【修理見積書・被災写真・罹災図の入手】

 

  まずは、お電話やホームページのお問合せより、台風被害の診断のお申込みをしていただきます。

  原則お客様がお立合いいただく上で日時を決めさせていただき弊社専門屋根修理スタッフが伺います。

                       お家の被害箇所の調査はもちろん見落としがないかじっくりと専門のスタッフが調査いたします。

  また、火災保険の申請の仕方が分からない方もいらっしゃいますのでその時はスタッフがご説明いたします。

  より正確な寸法を知るにも建物の図面等もありましたらご用意お願いいたします。

 

  申請に必要な書類を作成し郵送または手渡し、メールにてお客様へお届けいたします。

  ご心配であれば火災保険申請の書類記入も無料で教えいたしますのでご相談も歓迎です。

 

 

  申請後の流れや注意事項等を説明後、保険の申請をしていただきます。

 

 

4.保険鑑定を受ける

 

  鑑定人が現場調査をする際には、スタッフが立会いサポートいたします。

 

 

 

5.保険金の確定と入金

 

  保険金が支給された後に決定通知書を確認させていただきます。

 

  屋根修理工事内容を改めて打ち合わせし、ご契約に進みます。

 

 

6.修理工事開始

 

  支給された保険金の範囲内で損害箇所の修理工事を行います。※ご希望で追加工事も可能です。

 

  間中リフォームでは年に一度定期点検を行っております。屋根修理工事以外にもお悩み等がございしたら、お気軽にご相談ください。

 

7.台風15号による台風被害により火災保険が適用された事例

 

①千葉市稲毛区F様邸 民間火災保険加入

令和元年 9月9日の台風15号により屋根の剥がれ飛散被害が発生。

夜明けに剥がれた事が発覚し弊社間中リフォームにご問い合わせいただきました。

 

すぐに弊社スタッフが駆け付け家屋損害調査を行います。

 

F様宅の被害は屋根の剥がれ、雨樋の欠損が確認されました。

火災保険の保険金が確認次第ご契約書をいただきまして屋根修理工事、雨樋修理工事に取り掛かります。

屋根修理はお客様のご要望で軽量で高耐久のガルバリウム鋼板の屋根カバー工事を行うことになりました。

                    

 

台風被害による火災保険を適切に使うことで屋根が復旧いたしました。

またお客様からは弊社に屋根修理を頼んでよかったしこれで安心して過ごせるとおっしゃて頂けました。

 

 

 

②八街市M様邸 民間火災保険加入

 

令和元年 9月9日の台風15号により瓦屋根が剥がれた事に気がつき弊社に電話にてご相談いただきました。

弊社スタッフがすぐに駆け付け家屋損害調査をいたします。

火災保険にも加入しておりましたので火災保険申請の流れや工事までの流れをご説明いたします。

 

八街市M様邸の屋根は比較的小被害で屋根修理金額も予算内で収まりそうとの事、雨漏りをしても嫌だから先に工事をして欲しいとの事で保険金が下り前に屋根修理を行った事例です。(基本は保険金が確定してからの屋根修理になります。)

 

 

 

 

無事に瓦屋根修理が完了いたしましてよかったです。

火災保険の申請も無事下りて自己負担はなしで屋根修理工事がおさまりお客様にも喜んでいただき弊社も嬉しく思います。

 

余談ですが、弊社にご問い合わせ頂く前にM様邸に知らない人がいきなり来て【屋根は復旧できないから全部交換になる。だから200万円かかる】と言われたそうです。

実際はそんな事はなく屋根の専門家からみたら同等品の瓦も在庫があり部分的な交換で済みました。

 

この様な災害時は色々な人がも出てきてしまうのが事実です。しかししっかりとした屋根修理の専門家にみてもらうにも焦らずにきちんと会社や人を見ないといけません。

 

千葉市で弊社は火災保険申請から屋根修理まで一貫して行っている為スムーズなご対応が可能です。

お困り事がありましたら間中リフォームにお任せください。お電話やメール(24時間)にて受け付けております。

 

 

令和元年 台風15号19号 災害のお見舞い

関東地方を中心に甚大なる被害をもたらした台風15号19号により、お亡くなりになられた方々のお冥福をお祈りするとともに、

被害に遭われた地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。 間中リフォーム スタッフ一同


外壁塗装の頻度はどのぐらい?

建築物の寿命について

どのような建築物であっても寿命はあります。それは木造一戸建てでも高層のオフィスビルでも同じです。その寿命は概ね構造材の寿命で、屋根や外壁などはそれよりも短い寿命になるぐらいで設計されています。構造材が残っていれば屋根や外壁を取り替えることは可能ですが、屋根や外壁を残したまま構造材を取り替えるのは事実上不可能だからです。

 

メンテナンスの必要性

建材の耐用年数は適切なメンテナンスを行っていた場合の年数になります。耐用年数20年といった場合は、あくまで適切な温度や湿度などの環境下で、常識的なメンテナンスをしていた場合に平均して20年程度持つという意味であって、過酷な環境で何もしないでも20年持つわけではなく、その場合寿命は確実に短くなります。

メンテナンスフリーを謳っていたとしても、それはあくまで他の同等物に比べてメンテナンスの頻度が多少ましになっているということであって、寿命が存在しないということはありえませんし、メンテナンスをしなければその寿命は縮んでいきます。

 

外壁塗装は10年〜15年に一度

外壁塗装は一般に10年から15年に一度塗り直すべきだと言われています。これは塗料の寿命が10年〜15年だからです。

 

  • アクリル塗料 約5~8年
  • ウレタン塗料 約8~10年
  • シリコン塗料 約10~12年
  • ラジカル塗料 約12~14年
  • フッ素塗料 約12~15年

 

このように塗料の種類によって寿命が違います。だから10年〜15年というのは目安に過ぎないです。しかもこの年数は平均的な使用環境を想定していますので、過酷な使用環境では一番寿命の長いフッ素塗料であっても10年も持たずに劣化するということはありえます。

 

外壁塗装以外のメンテナンスについて

家屋を雨風や紫外線から守っているのは屋根と外壁だけではありません。シーリング材の目地に使われるシーリングや、屋根材の下に敷かれる防水用のルーフィングなども欠かせないものの一つであり、また屋根や外壁と同様に劣化し、寿命があります。メンテナンスというのはこれらをメンテナンスすることでもあります。

 

定期的な外壁塗装のメリット

外壁の塗り直しや屋根の塗料の塗り直しは、足場を組んで2週間ていどの時間をかけて行う大掛かりなものになりますし、金額も壁や屋根だけで100万円程度、両方行うと200万円ぐらいはしますので、決して安いものではありません。できればなかったことにして避けて通りたいというのが本音でしょう。

しかしそういうわけには行きません。早い段階でメンテンスを行わないと、いずれ雨漏りは構造材を破損し、屋根も塗料の塗り直しですまず、全面葺き替えが必要になったりします。結局高く付いてしまいます。

また、10年に一度メンテナンスを行うものだと割り切って毎月修繕費を積み立てておくぐらいの意識でいると、いざというときに頼りになる地元の腕のいい工務店と良い関係を築いておくこともできますし、台風などで急に雨漏りが生じて慌てて探して悪徳業者につかまってしまうと言ったことも防ぐことができます。

 

 

 

 

 


外壁塗装の注意点

業者選びの注意点

外壁塗装は住宅には定期的に必要なメンテナンスではあるのですが、サイクルが10年に一度ぐらいで、賃貸物件のオーナー業でもしていない限り、そう滅多に意識するものではありません。そのため、相場が知られていません。塗装が一式50万円と聞いて、高いか安いかすぐに見当がつく人は少ないと思います。(なお、安すぎて不良施工を疑うべき金額です。)

また、塗装は誰が行っても、塗装した直後はきれいに仕上がっているように見えます。後から差が出てくるのですが、その時はプロでもなければ分かりません。

このようなことから、外壁塗装は残念ながら悪徳業者の跋扈しやすい分野になります。

そんな中でどうやって良い業者を選べばよいかというと、ちゃんと現地調査をして説明をしてくれる業者を選ぶべきです。

 

見積書の注意点

塗料メーカー名や商品名、塗料の缶数、塗装面積は明記されているでしょうか?

これらが明記されていなくて「一式」表記の見積書を出す業者を選んではいけません。

 

保証書の注意点

外壁塗装は事後のトラブルの起きやすい分野です。これは優良な業者であってもある程度は起こってしまいます。そのため優良な業者はちゃんとした保証を提供します。優良でない業者はトラブルには頬かむりするつもりできちんとした保証を提供しません。

保証書を必ず受け取り、内容をよく確認し、不明点は質問しましょう。

 

概算費用の注意点

費用は家の状態や大きさや使う塗料によって千差万別ですが、一般的な一戸建て住宅に一般的な塗装を行うとして、80万円〜120万円ぐらいが目安です。

これを大きく下回るような業者は、なにかおかしいと思うべきでしょう。安さだけで選ぶべきではありません。

 

塗料選びの注意点

1缶あたりの塗料の値段は、アクリル系の一番安いもので5000円程度。フッ素の高いものだと10万円にもなります。これだけの差があるのは、性能や耐久性にそれだけの差があるからです。例えばアクリル系の安い塗料の耐久性は3〜5年ですが、フッ素塗料は15年以上持ちます。塗装工事にかかる費用を考えると、一概にアクリルが安いとは言えません。

塗料を選ぶ時は、今の家にあと何年住みたいのか、というライフプランを考えながら選びましょう。

 

塗装期間の注意点

塗装工事の期間は一般的な大きさの住宅で10日〜14日程度を見てください。10日というのは天候不良や土日を含んでいない日数です。それを含めて14日なのですが、天候や連休などによりもっと伸びる場合がありますし、家の劣化状況によりもっと時間がかかる場合もあります。

 

近隣トラブルの注意点

塗料は独特の臭いがしますし、高圧洗浄機で外壁を清掃したときに飛沫が飛び散ることがあります。騒音のでる業務ではないですが、職人が屋外で仕事をしているというだけで、うるさいとか目障りだと感じて不愉快になる人もいます。

そういったトラブルの多くの本当の原因は「事前の挨拶もなしに勝手に好き勝手なことをしている」「一言言ってくれればいいのにそんなこともしない」「自分は軽く見られている」「自分はないがしろにされている」という気持ちです。そのため、工事の前に事前に挨拶回りをすることが重要になります。

 

 

 


外壁塗装のメリット

建物の耐久性の向上

塗料の目的は外装材を守ることにあります。そして外装材の目的も建物を守ることにあります。建物、すなわち構造材や内装は、外装材と塗料によって守られています。

何から守っているのかというのとどうして二重でなければなないかは同じ答えになります。

どのような素材も紫外線により劣化していきます。そこに寒暖差や水分からひび割れが生まれ、そのひび割れに藻やカビが生えていきます。これが劣化のプロセスです。外装材はこのプロセスから家を守っているのですが、いくら丈夫な外装材を使っても、外装材もいずれは劣化します。そして一度劣化した外装材を交換するのは大掛かりな作業になります。

そのため、外装材に塗料を塗ることで、劣化のプロセスを塗料の被膜に代行させます。当然塗料は劣化しますので、その時は塗り替えます。塗り替えも簡単ではないとは言え、外装材の交換よりも遥かに簡単で低コストです。

 

防水・防湿効果

雨漏りは屋根からというイメージが強いですが、実際は外壁からの浸水が大半です。

塗料の皮膜は防水効果がありますし、雨水の侵入口であるひび割れを防ぎますので、防水・防湿効果が期待できます。

 

建物内部の環境の維持

雨漏りはそれそのものが不快であるだけではなく、カビや害虫や害獣による二次被害を呼び込みます。

建物の湿気によるカビアレルギー被害は増えていますし、イタチやハクビシンといった害獣の被害も増えています。これらは建物寿命だけではなく、中に住む人の健康に直接的に被害を与えます。

 

省エネ効果

外壁の塗料の被膜がしっかりしているとひび割れが起こりにくく、隙間風が起こりにくくなるので、冬場の室内気温の維持が省エネに繋がります。

 

遮熱効果

遮熱効果の高い遮熱塗料を使うと、日光の吸収を塗料が妨げますので、夏場の室内気温の維持が期待できます。

 

防火効果

外壁の塗装がしっかりしていると、火事の際に火の燃え移りを遅らせる効果があります。

 

美観と資産価値の向上

もちろん、しっかりと塗装のなされている家というのは見た目が良いです。

劣化した塗料はゴミや汚れをつかみやすくなっているため、遠くから見ると外壁はくすみ、古ぼけて汚らしい感じがします。

そしてこれは、単に見た目だけの問題ではありません。上述のように建物の外壁塗装は建物そのものを守るという役目を持っていることは、例えば不動産業者などのプロはよく理解しています。そのため塗装の劣化したくすんだ外壁の家は、単に見た目が悪いだけではなく、それ相応に内部にも問題があるというように考えられます。それはその家屋の資産評価に悪影響を与え、資産価値を下げてしまいます。

 

 

 

 


外壁塗装と合わせて行いたい事

外壁塗装に合わせて行いたいリフォームとは

戸建住宅の外壁塗装は10年に一度ほどのタイミングで行うことが良いとされ、その工事費は概ね100万円程度と言われています。一般的な収入のご家庭にとって安い金額ではありません。しかし快適な生活を送り家の資産価値を下げないためには必要な出費です。これが避けられないものであるのならば、せめてお得に工事すべきだと言えます。それは具体的にはどうすればよいでしょう?

ここでは、屋根の修理(屋根の再塗装)を抱き合わせで一緒に工事することをお勧めします。

 

再塗装の頻度

外壁の再塗装が10年に一度ほど必要だと言われる理由は、塗料の有効期限が10年程度であるからです。塗料は外壁を雨や風や紫外線から守るために塗布されており、塗料が剥がれたり劣化するのが10年程度であるのですが、塗料が保護のために用いられているのは外壁だけではありません。屋根もそうです。

屋根は日本瓦の印象が強く、塗料が用いられているというイメージがありません。たしかに瓦には塗料は必要ないのですが、最近の一戸建の屋根はスレート屋根が多く、スレート屋根は塗料による塗装がなされています。屋根に用いられる塗料もおおよそ10年で有効期限が切れます。

 

足場工事の共通化

なぜ外装の塗り直しと一緒に屋根の塗り直しもやったほうが良いかというと、足場を組み立てるという工程が共通しているからです。外壁工事にも屋根工事にも足場工事(組み立てと撤去)が欠かせません。これは大掛かりな工程であり、工事費用の大きな部分を占めます。具体的には、天候不良の予備日を除いた正味の外壁塗装工事の日数は7日というのが一般的ですが、うち2日は足場の設営と撤去です。これを共通化することにより、別々に工事を行った時の合計よりも安くすることができます。

 

雨漏りの原因

再塗装を10年で行う原因は塗料の有効期限ですが、そもそも何のために塗料を塗るのかというと雨漏りを防ぐためです。寒暖差や物理的な衝撃で外壁にヒビが入ったり、つなぎ目の部分が劣化したりし、そこに雨が侵入したりカビや藻が生えて隙間が大きくなるというのが、大まかに言った雨漏りが発生する過程になります。この過程には外壁も屋根も差がありませんし、雨や風や直射日光やカビが屋根と壁を区別して襲ってくるわけではありません。

 

屋根の再塗装をお勧めします

塗装というのは家屋のメンテナンスの手段の一つであって、それが劣化するのはつまるところ家屋の経年劣化であり、それは外壁も屋根も同じです。同じ原因に期するものならば、同時に対応してしまうほうが合理的で効果的だと言えますし、そのほうがトータルコストは安くなります。

 

 

 

 

 

 


外壁塗装で使う材料

塗料の成分

塗料は成分の合成樹脂の種類によって、アクリル、ポリウレタン、アクリルシリコン、フッ素に分かれます。また合成樹脂を使わない塗料としてラジカル制御系、光触媒、無機があります。

そのように説明してもわけがわからないと思いますので、もうちょっと根源的な部分から説明します。

塗料とは顔料、添加剤、合成樹脂を混ぜ合わせたもので、顔料は色やツヤを決め、添加剤は塗膜を均等にするための成分で、合成樹脂が耐久性などの保護機能を決めます。

塗料というと色を塗るものというイメージがありますが、住宅に用いる塗料のいちばん大切な役割は色ではなくて住宅の外壁の保護機能なので、合成樹脂に何を使っているかがいちばん大切な要素となります。

 

 

水性と油性の違い

また、それぞれの合成樹脂は、油性と水性に分かれます。これは希釈剤にシンナーを用いるか水を用いるかです。塗料というとシンナーというイメージが強いのは、油性塗料のためです。

シンナーは中毒になるなど危険な物質なのですが、油性のほうが耐久年数が長いので広く使用されてきました。しかし最近では技術進歩により油性と水性の耐用年数が変わらなくなってきています。しかし雪の降るエリアでは油性の方にアドバンテージがあります。

 

各塗料のシェア

アクリルとポリウレタンは単価は安いのですが耐用年数が短く、シリコンとの値段差が縮んでしまったのでもう使われなくなりました。2018年現在でシリコンが約70%のシェアを持っています。ラジカル制御系が約15%、フッ素が約10%と続きます。

 

塗料の耐久性

合成樹脂の違いは耐久年数の違い及び単価の違いとなって現れます。

 

  • アクリル 5〜7年 1400〜1600円
  • ポリウレタン 8〜10年 1700〜2200円
  • シリコン 10〜15年 2300〜3000円
  • フッ素 15年〜20年 3800〜4800円
  • ラジカル制御系 12年〜15年 2500〜3000円
  • 光触媒 15〜20年 4200〜5000円
  • 無機 20〜25年 4500〜5500円

 

これを見ると、アクリルやポリウレタンは依然もっとも単価が安いとは言え、シリコンと比較して耐用年数が短いので、コストパフォーマンスが悪くなり今では使われなくなったことや、シリコンにするかフッ素やラジカル制御系にするかは悩ましいところだというのが見て取れるかと思います。

 

耐用年数のテスト方法と耐用年数の考え方

ここでいう耐用年数はメーカーが発表しているものですが、実際にこの年数をかけてテストをしたのではなくて、促進耐候性試験という、自然の太陽光よりも強い人工の光を当てて早めに数年後の劣化度合いを試験するというものになります。この試験方法はJISで認められており正当なものではありますが、実際の耐用年数や劣化度合いは、その家の壁の材質や、日光の当たり方や、周りの環境によって異なってきますし、この年数まで劣化を始めないということではなくて、ぎりぎり使用することのできる上限を示したものになります。

 

 

 

 


屋根塗装、遮熱効果は「白」

屋根の色を決める

住宅の屋根というと瓦屋根というイメージがありますが、最近の住宅の屋根はスレート屋根というものが多くなっています。このスレートというのはセメントに繊維素材を入れて薄く伸ばしたもので、これ単体では防水効果がありません。そのため塗料を塗り、その塗料が防水効果を果たすという仕組みになります。したがって、スレート屋根の家においては、屋根の色というのは、塗料を選ぶという形で「施主が決めなければいけないもの」になります。

これは意外と難しくて、なぜなら屋根の色を選ぶということに慣れていないからです。瓦屋根は赤っぽい石州瓦のように地域によって色の違いがなくはないですが、基本的に色の選択肢がそれほどなく、また我々もそういうものだと思ってきました。ですから、あなたが屋根の色を決めろ、何色でも良い、と言われると、どういう基準で決めたら良いのか分からなくなってしまうのです。

そのとき、機能面から考えると、屋根を白く塗るというのは良い選択肢となります。

 

白色と遮熱効果

白色は太陽光を反射する効果が高く、家の屋根を白く塗ると太陽光(赤外線)が反射されてしまうので、建物の中にこもる熱が少なくなります。

ほぼ真っ白である「クールホワイト」で太陽光の91%を反射します。それに対してほぼ真っ黒なクールブラックでは太陽光の28.4%しか反射しません。

 

白い屋根のメリット

白い屋根のメリットは遮熱効果そのものになります。家の中が涼しくなります。その遮熱効果は2度〜5度程度になります。その分だけ冷房代が安く上がることになりますし、省エネです。

 

白い屋根のデメリット

デメリットは悪目立ちすることです。屋根というのは瓦のような色という常識が染み付いていますので、屋根というと黒や青などの濃い色が一般的ですし、洋風の建築であっても赤茶やグリーンなどの鮮やかな色が多いです。郊外の住宅地などで少し高い所から見てみれば分かりますが、白い屋根の家はほとんどありません。

もう一つのデメリットは汚れが目立つことです。屋根は白い車や白いシャツのように簡単に洗うわけにもいかないし、薄汚れた純白というのは、なんともみっともない感じがします。

 

違和感なく白い屋根にするコツ

「白は光を反射する」と書いてきましたが、正確に言うと遮熱効果を決めるのは色味ではなくて明度です。明度の高い淡い色ならば、真っ白ほどではないにせよ、高い遮熱効果があります。薄いグレーや薄いブルーや薄いイエローは屋根に用いても違和感がありません。

また、屋根の形状と、敷地形状や周囲の建物や前の道路の幅によっては、屋根が外から見えるとは限らないです。外から見えにくい2階部分にかかっている大屋根を白系統の色にして、1階と2階の間にある目に付きやすい下屋根は濃い色にすると行った工夫も可能です。

 

 

 

 

 


屋根塗装はどうして行うか

屋根塗装はどうして行うのか

 

屋根はダメージを受けています

屋根は何のためにあるのでしょうか?

家に屋根があるのはあたりまえすぎてあらためて問われると答えにくいです。

「雨風を防ぐため?」

正解ですが、まだ足りません。雨や風だけではなく、太陽の紫外線、氷結、寒暖差による膨張率の変化、風が吹き付けてくる砂や落ち葉や枝といったものから家を守っています。

 

このためには屋根は強靭でありながら柔軟でなければいけません。

叩きつけるような物理的な衝撃や紫外線に耐えなければいけません。それだけならば丈夫な素材を載せておけばよいのですが、丈夫なものはえてして脆く、寒暖差によって簡単にひび割れてしまいます。そして実用上は軽く、経済的で、長い耐用年数がなければいけません。これらの条件を満たす物質はこの世にそう多くはなく、その条件を充たしたものが瓦やガルバリウム鋼板です。

 

屋根を塗装する理由

 

雨漏り対策

スレートはコンクリートと繊維素材を混ぜて薄く伸ばしたもので、スレート屋根はそのスレートを屋根材にした屋根です。スレート屋根は、丈夫で軽く長持ちし単価が安く施工が簡単と、上記の屋根が備えるべき条件をかなり高くみたしているのですが、一つ決定的な欠点があります。防水効果が低いのです。

屋根が水を防ぐことができなければ意味がないですので、スレートはその機能を塗料の塗膜に頼っています。塗装することで初めてスレート屋根は屋根としての機能を備えます。

 

しかし、その塗装は概ね10年程度で防水効果がなくなってしまいます。なぜなら、屋根材と同じく、雨や風や紫外線にさらされて劣化するからです。

塗膜が劣化して防水効果を発揮できなくなると、スレート屋根は雨漏りし放題ということになります。そのためスレート屋根には塗装(再塗装)が欠かせません。

 

美観

服の染料もそうですが、色というものは紫外線を浴びると褪せていきます。屋根や外壁の塗料も同じで、新築のその日から日々色褪せしています。でもこの変化は徐々に起きるので、日常的には分かりません。いつの間にか色褪せてくすんでしまった屋根は、塗り直すことで劇的に見た目を変えます。

 

資産価値

屋根や外壁の塗装は外から見てすぐに分かります。そしてこれは外見がきれいかどうかではなくて、柱や壁や天井裏などの外からは見えない家の中の現状に直結していることは、不動産業者など見る人が見れば分かります。

 

理想的な塗り替え時期

前回の塗替え時期から8年後が目安です。

新築時に使った屋根材のスレートは工場出荷時点ですでに塗装されているので、新築後8年、16年、24年と考えればよいです。

塗料の耐用年数は塗料によって違い、15年以上の耐用年数をもつ塗料もあります。しかし塗料の劣化のスピードはその家の建っている環境によってそれぞれですし、屋根をとめる釘や棟板金などの劣化もありますので、8年に一度程度で考えておくと良いかと思います。

 

塗り替えのサイン

8年はあくまで目安であって、本当の期限は「塗料の効果が屋根としての用をなさなくなるほど劣化したとき」です。それはどのような兆候となって現れるでしょうか。以下の兆候が見えたら、専門家に相談するか、少なくとも相談できる業者を探し始めるとよいでしょう。

 

  • 汚れが目立つ
  • 色褪せ
  • 苔、藻、カビ
  • クラック(ひび)
  • 金属部のサビ
  • 木部の劣化


外壁塗装業者の選び方

外壁塗装業者の選び方

 

外壁に関するトラブルは多く発生しています

国土交通省の管轄する公益財団法人「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」によると、一戸建住宅のトラブルの約半分が屋根・外壁に関するものです。

屋根の雨漏りや外壁のひび割れなどの原因の多くは塗装工事になりますので、塗装工事はトラブルが起きやすい工事であると言えます。

 

外壁塗装でトラブルが起きやすい理由

2つの原因が考えられます。一つは悪徳業者が多いこと、もう一つは消費者側が値段だけで選んでしまうことです。

 

悪徳業者からいうと、塗装というのは、適当な仕事をしても完成直後は見栄えがしてしまいます。下準備をした上で三度塗りしなければいけないのですが、下準備なしで一度塗りしただけでも塗る前と比べて見違えるように鮮やかにはなりますし、それが見掛け倒しであることはすぐには分かりません。

そして、築年数のたった家で雨漏りがすることはよくありますし、雨漏りの原因の多くが外壁塗装の劣化であることも、外壁塗装は10年に一度ほどはしなければいけないものなのも事実です。これらの不安と事実を織り交ぜてくるので巧妙です。

 

また、消費者側が、このような悪徳業者の提案する「今だけお得な金額を提示」というものにのせられてしまっているのも確かです。外壁塗装工事はたしかに100万円ぐらいかかるものであり、高い買い物なのでできれば避けたいのですが、その100万円の内訳のほとんどは人件費です。ヒトは、在庫できるモノとは違って、半額にはならないし「今だけお得」にもなりません。その道理からわざと目をそらして「もしかすると自分だけは得できるのかもしれない」と欲を突っ張らせてしまうのも原因です。

 

トラブルを防ぐための外壁塗装業者の選び方

本当にお得な買い物をするには、冷静になって賢く業者を見極めなければなりません。

そのためには、下記の3点に注意してください。

 

現地調査

外壁塗装工事や屋根修理工事は、プロによる念入りな現地調査が欠かせません。築年数のたった戸建住宅の傷み方は個々別々であり、それにあった修理方法や塗装方法や塗料の選択が必要です。そのためには工法や塗料について知識のあるプロが、実際に外壁や屋根にあがり、じっくり観察する必要があります。

これをせずに、遠目から見るだけだったり、瓦が剥がれていたり家の天井に雨漏りのしみがあるといった誰が見ても分かることをことさらに言い立てたり、そういったことをする業者はプロのふりをしているだけです。

 

見積書

誠実なプロが現地調査に基いて作る見積書は具体的です。工事が必要ならその工事の種類、塗装する場合は塗装面積と塗料の量と名前が記載されています。

これに対し悪徳業者の見積もりは「塗装工事 一式」などと包括的な記載がなされています。

 

保証

悪徳業者の塗装工事は手抜き工事であり、塗りたて直後は立派に見えてもすぐにぼろぼろになるものです。このような工事なので保証をつけません。その契約にちゃんと保証があるのか、またその保証の範囲を確認しましょう。あくまでこの保証は塗装工事に対する保証です。悪徳業者は塗料の保証を見せます。「ほら、日本を代表する大企業の塗料メーカーが◯年保証するといっているのです」と。それは塗料の保証にすぎません。