屋根修理はDIYできる?費用相場とお得に施工するコツを紹介
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「DIYで屋根を修理できないものか」と考えている方も多いのではないでしょうか。
屋根修理のDIYは、慣れない作業によりうまく修理ができず、状態が悪化するケースもあるためおすすめできません。
また、DIYによって施工不良が生じ、結果的に業者への依頼が必要になったケースもあります。
DIYのために用意した道具やお金が無駄になってしまうことにもなりかねません。
本記事では、屋根修理のDIYをおすすめしない理由や業者に依頼した際の費用、業者選びのポイントを紹介します。
修理費用を抑えるためのコツも解説するため、ぜひ参考にしてください。
屋根修理のDIYをおすすめしない理由

屋根修理のDIYをおすすめしない理由は以下の5つです。
・DIYに必要な材料を用意するのに手間がかかる
・時間をかけて修理しても直るとは限らない
・結果的に修理費が高額になる可能性がある
・近隣居住者とトラブルになる可能性がある
・ケガのリスクがある
順に見ていきましょう。
DIYに必要な材料や道具を用意するのに手間がかかる
屋根修理のDIYには、屋根材・安全帯・高圧洗浄機・防水テープやコーキングなど、さまざまな道具が必要です。
これらはホームセンターで購入できますが、全て揃えるとなると手間と時間がかかります。
どの道具を購入するのがいいかと検討している間にも、屋根の劣化はどんどん進んでしまいます。
また、普段あまり使わない道具ばかりで作業後の保管場所なども考慮する必要があり、安易にDIYしようと考えるのはおすすめできません。
時間をかけて修理しても直るとは限らない
屋根修理のDIYを行う際には、安全帯・高圧洗浄機などの道具の使い方を学んだり、慣れない作業にてこずったりして、修理に時間がかかるケースが多いです。
また間違った方法でDIYすると、かえって状況が悪化するリスクもあります。
たとえば「排水経路にコーキングを施工してしまい雨漏りが悪化する」「シリコン系コーキングを使ったことで塗装時に塗料が弾いてしまう」などです。
屋根修理は時間がかかるうえ、素人の技術では必ず直せるとは限りません。
後々後悔しないためにも、専門業者に依頼するのがおすすめです。
結果的に修理費が高額になる可能性がある
DIYの屋根修理は、結果的に費用が高額になる可能性があります。
修理が不十分で再度手直しが必要になったり、施工ミスで状況が悪化したりすると専門業者への依頼が不可避となるからです。
結果的にDIYにかけた費用が無駄になり、最初からプロに頼むよりも高額になります。
DIYは一見コスト削減に見えますが、失敗リスクを考慮すると割高になる可能性が高いです。
近隣居住者とトラブルになる可能性がある
近隣トラブルにつながる可能性があることも、屋根修理のDIYをおすすめしない理由です。
とくに高圧洗浄機を使った作業では、勢いのある水が隣家に飛び散りやすくクレームの原因になります。
対策として足場を設置し養生シートを張ることが有効ですが、自分で完璧に行うのは難しいです。
養生不足により近隣住宅に被害が及ぶと、修理費用に加え賠償費用が発生する場合もあります。
ケガのリスクがある
屋根のDIY修理には、ケガのリスクが伴います。
屋根修理は高所での作業になるため、落下事故が発生しやすく安全帯などで対策しなければいけません。
暑い時期には熱中症のリスクもあり、十分な水分補給や休憩が必要です。
屋根から工具や材料を誤って落とすと、下にいる人にケガを負わせてしまう恐れもあります。
リスクを考慮すると、DIYよりもプロに依頼する方が安心です。
DIYせずに屋根修理する際の費用

DIYせずに屋根を修理する際の費用を紹介します。
屋根の修理方法別の費用は以下のとおりです。
・コーキング補修:1.5〜30万円
・漆喰の補修:3〜30万円
・棟板金の交換:3〜20万円
・谷樋の交換:5〜20万円
・瓦のズレの差し替え:0.5〜6万円
・ルーフィング/下地の補修や張り替え:5〜30万円
・屋根全体の工事:80〜400万円
屋根の修理は時期が遅れると劣化が進み修理費用が高額になるため、早めに対処することが大切です。
屋根修理の費用を抑えるコツ

屋根修理を業者に依頼する際に、費用を抑えるコツを3つ紹介します。
・火災保険を利用する
・補助金や助成金を活用する
・参考:足場が必要なほかの修理も同時に行う
順に見ていきましょう。
火災保険を利用する
火災保険を利用すれば、屋根の修理費用を大幅に抑えられるケースがあります。
強風で屋根材の一部が飛んだり雹(ひょう)や雪で屋根がへこんだりと、自然災害が原因となる破損であれば火災保険が適用される可能性が高いです。
まずは加入している保険の補償内容をチェックし、必要書類や申請手続きを把握しておきましょう。
適用条件を満たせば修理費用の一部または全額を補償してもらえるため、検討する価値はあります。
補助金や助成金を活用する
補助金や助成金を活用できる屋根修理もあります。
たとえば耐震性を高める軽量屋根材や断熱効果のある屋根材に変更する工事は、省エネや耐震向上の観点から補助が受けられる可能性が高いです。
また台風被害が多い地域では、瓦屋根の台風性能を向上する工事や耐風診断に対する補助金制度もあります。
まずはお住まいの自治体のホームページで、利用できる制度を確認してみましょう。
賢く活用すれば修理費の負担を軽減できます。
参考:足場が必要なほかの修理も同時に行う
屋根の修理費用自体を抑えられる方法ではありませんが、足場が必要なほかの修理も同時に行うとコスト削減につながります。
たとえば外壁のひび割れ補修や色褪せの塗り直しなどいずれ必要になる修理がある場合、屋根修理のタイミングで実施すると1回分の足場代を節約可能です。
修理する個所が増えるためその分お金がかかりますが、住宅全体の修理費用をトータルで考えると効率的といえます。
計画的なメンテナンスで無駄なコストを抑えましょう。
屋根の修理業者の選び方

屋根の修理で失敗しないための業者の選び方を紹介します。
・地元に密着して活動している
・口コミ評価が高い
・屋根修理の豊富な実績がある
・見積もり内容が詳細でわかりやすい
詳しく解説します。
地元に密着して活動している
地元密着型の業者は土地柄や気候に詳しいため、地域性を考慮した最適な補修方法を提案してもらえる点がメリットです。
また近隣で活動しているため、急なトラブル時にも迅速に駆けつけてもらえます。
さらに全国展開している業者よりも出張費や広告費などの諸経費が少ないため、費用負担を軽減できる点も魅力です。
口コミ評価が高い
評判のよさは質の高いサービスの証明です。
実際に屋根修理を依頼した方の声は、業者の対応や技術力を判断する重要な材料になります。
ホームページだけでは業者の雰囲気や対応のよさがわからない場合にはGoogle等の口コミ評価を参考にして評判のよい業者を選びましょう。
マナカリフォームは、Google Mapsの口コミで4.9の高評価を得ています。
屋根修理の豊富な実績がある
屋根修理は、破損状況や不具合の種類に応じて最適な方法で実施しなければいけません。
実績が豊富な業者であれば、数多くの事例をもとに屋根の状態に合ったベストな修理方法を提案してくれます。
経験が多いほど技術力も高く的確な対応が期待できるため、ホームページなどで実績数を確認しましょう。
見積もり内容が詳細でわかりやすい
見積もり内容が詳細でわかりやすいかどうかもポイントです。
「一式」など曖昧な項目が多い見積書は、何にどれだけ費用がかかっているかわかりにくく追加費用が発生するなどトラブルの原因になります。
項目ごとに単価や数量が明確な見積もりを提示してくれる業者なら、費用の内訳を理解しやすいです。
費用に納得して依頼するためには、金額の安さよりも「透明性の高い見積もりであるか」が重要になります。
屋根修理はDIYではなく業者に依頼しよう

屋根修理のDIYは一見コストを抑えられそうですが、かえって修理費用が高額になってしまうことがあります。
屋根修理のDIYは高所での作業になるため、ケガや熱中症の危険もあるためおすすめできません。
屋根修理の費用を抑えたい場合には、火災保険や補助金の活用も検討しましょう。
屋根修理の業者選びで悩んでいる方は、屋根修理の実績も豊富で、口コミや評判のよい業者を選ぶと安心して任せられます。

マナカリフォーム株式会社
代表取締役 間中明世
保有資格:
足場作業主任者・石綿作業主任者・石綿含有建材調査者・アステックペイント技術研修会 修了
業界歴・経歴:
塗装工事に従事し13年以上。1,000棟以上の塗装工事に携わり独立後は千葉市/四街道市で674棟以上の塗装工事を実施
出身地:
千葉県千葉市稲毛区
私は8年間、下請けの現場作業員として勤務していました。
仕事自体は好きでしたが、元請けの仕事のやり方で何度か嫌な思いをした経験があります。例えば本来正面の1面だけでよい足場を、4面にかけて不要な費用を発生させるなどです。その他にもお客様への向き合い方で大小さまざま、疑問に感じることがありました。ただ元請け先との関係から何も言い出せない、そんな現状に悩み続ける毎日を過ごしておりました。
「もっと誠実にお客様と向き合いたい」「工事で失敗する方を減らしたい」
という想いが日に日に強くなり、マナカリフォーム株式会社を立ち上げるに至りました。
創業時の想いと「常に誠実・正直」を信念に、お客様を裏切らない仕事をお約束します。

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