屋根修理の基本項目

屋根修理の基本項目

 

屋根を修理したい、修理しなければならないと思っている方のために、自宅の屋根修理について最低限どのようなことを基礎知識として知っておかなければならないかを書いておきます。

 

屋根材

日本の戸建ての屋根というと瓦屋根という印象がありますが、最近の新築ではスレート屋根のほうが一般的です。マイナーなものを除き、大きく下記の種類がありますので、自宅の屋根がどれなのかは把握しておきましょう。

 

  • スレート屋根
  • 瓦屋根(日本瓦・陶器瓦)
  • 瓦屋根(セメント瓦)
  • 金属屋根

 

また、屋根は3層構造になっており、一番下に野路板という下地材があり、その上に防水シートを敷き、その防水シートの上に上記の屋根材を載せていきます。

 

劣化

屋根の劣化には様々な症状があります。住んでいて自覚症状があるものもあれば、業者に調査してもらって初めて分かるものもあります。だいたいどのような種類があるのかを見ていきましょう。

 

  • 屋根材の経年劣化や衝突によるひび割れ・破損
  • 塗装が剥げてスレート屋根がボロボロ・ブヨブヨになる
  • 金属屋根(特にトタン屋根)が錆びる
  • 瓦屋根の漆喰が劣化する
  • 棟板金が強風などで浮く
  • 雨樋の破損、ゴミ詰まり

 

 

工事と費用

屋根の全体的な修理には、下記の3つの工事があります。

 

屋根の葺き替え

既存の屋根材を全て剥がし、防水シートと野路板も剥がし、全て新しいものに交換します。費用は目安として60〜200万円ほどです。

 

屋根の重ね葺き(カバー工法)

既存の屋根をそのままにして、上に新しい屋根材を載せます。屋根葺き替え工事よりも手軽ですが、防水シートや野路板が劣化していることを見逃した場合は被害が大きくなってしまいます。費用は目安として80〜120万円ほどです。

 

屋根塗装

スレートは素材そのものには防水効果がなく、防水は塗装の被膜に頼っています。その塗装の有効期限が10年〜15年なので、10年に一度ほどは屋根塗装を行う必要があります。費用は目安として40〜80万円ほどです。

 

その他にも屋根の修理には、破損した瓦だけを取り替えたり、瓦のひび割れを補修するシーリングなど、部分的な補修方法がいくつかあります。

 

見積もりと業者

屋根は素材や形状が様々であり、それによる経年劣化の進捗状況も様々です。また雨漏りという直接的な原因から屋根修理を決意する人が多いと思いますが、これも原因が様々であり、対策も様々です。

このように、原因と対策を簡単に特定することができないので、その見積額も一概に言うことができません。

そのため、屋根修理で見積もりを出すには、プロによる現地調査が欠かせません。現地調査とは、実際に屋根に上り、破損箇所を確認することです。事によっては外壁や天井裏も確認します。

その結果、どのような修理方法が必要で、それにいくらかかるのかが算出できます。

現地調査無しで「一式」として記載される見積もりを信用してはなりませんし、そのような見積もりを出す業者を選ぶべきではありません。

 

時期

屋根修理は雨を嫌うので、春と秋が良いのですが、夏から秋の台風の結果屋根修理を決意する人が増えるので、秋はハイシーズンです。スレート屋根の塗装の塗り替えなど定期的なメンテナンスとして行うものは春が良いでしょう。

冬が良いシーズンかどうかはその地方によります。

 


一覧ページに戻る