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防水塗料と外壁の塗り替え工事のポイント

防水塗料と外壁の塗り替え工事のポイント

屋根や外壁の塗装が劣化すると、その下地に小さなクラックが入ってしまうことがあります。ここから雨水などの水分が浸透すると、いつしか建物の内部に入り込み、雨漏りなどの重大な欠陥へとつながってしまうため、定期的に外壁の状態をチェックすることは欠かせません。この際、防水性能を持つ塗料を使うと、雨漏りのリスクを低下させることが可能です。本記事では、防水塗料と外壁塗り替え工事のポイントをご紹介していきます。

防水塗料について

塗料はさまざまな目的のために用いられますが、中でも防水塗料は、防水が必要な場所に、その機能性を付与するために塗装されます。防水塗料と呼ばれる塗料は「弾性塗料」であり、防水性能のほかに、耐久性や耐候性に優れるものが多いようです。

水性塗料

防水性能の優れた塗料には、水性塗料と油性塗料があります。以前は防水性能の優れた塗料というと、油性塗料が一般的でしたが、現在は水性塗料の中にも優れた製品が増えてきています。

油性塗料

油性塗料は、2液式(主材+硬化剤)のものが多く、耐久性に優れています。乾燥に時間がかかり、ニオイも強いので、屋内の塗装には向きません。

このように、扱いやすいのは水性系の塗料です。水性と油性は、使用する場所や外壁材、下地などを考慮して、適当なものを選ぶのが基本です。

防水塗料の使用

ベランダや屋上といった雨に濡れる場所には、ただ塗装を施すだけではなく、厳重に建物を保護するために、下地としてシーリング材を使用するのが一般的です。

まず、高圧洗浄機などを利用して、塗装する場所に残る塗膜や汚れをきれいに洗い流します。そして、塗装する場所の端や、ヒビが入っている部分にプライマーを塗り、さらにウレタンシーリング材を入れます。その後、シーラーで下塗りしたら防水塗料を塗り、滑り止めを塗装したら完成です。

外壁にも防水塗料

外壁も、ベランダや屋上同様、常に雨風や紫外線に晒されるため、外壁用の塗料にも高い機能性が求められます。特に外壁は、劣化することでクラックと呼ばれるヒビ割れが発生しやすくなります。弾性を持つ防水塗料なら、小さなクラックであればカバーすることが可能です。

ヘアークラックや乾燥クラックと呼ばれる、1mmもないようなヒビ割れなら、防水塗料を複数回塗ることで十分に補修できます。しかし、自然災害や欠陥工事などを原因とする大きなクラック(構造クラック)の場合は、コーキング材を使用しないと埋めることはできません。また、根本的な工事が必要な場合もあるので、専門家に相談したほうがよいでしょう。

防水塗料と相性のよい外壁材

外壁にはいくつかの種類があり、中には防水塗料が使いにくい外壁もあります。ここでは、防水塗料と相性のよい外壁剤をご紹介します。

コンクリート

コンクリートの外壁は、一般的な戸建て住宅の外壁にも使用されています。コンクリートは意外にも防水性能があまり高くないので、クラックの発生は建物に致命的な影響を与える可能性があります。そのため、弾性の強い防水塗料で機能を補うと効果的です。

モルタル

モルタルの壁は、乾燥が進むとクラックが入りやすくなる傾向があります。クラックが大きくなると、水分が内部に浸透してしまうため、防水塗料を塗って機能を補完するとよいでしょう。

防水塗料はサイディング外壁には合わない

最近は、外壁にサイディングを取り入れる住宅が増えています。外壁を飾りやすいサイディング外壁には、防火性や断熱性に優れるという特徴もあるのですが、防水塗料を塗ってしまうと、これらの性能を阻害してしまうので、使うべきではありません。防水塗料をサイディングに塗ってしまうと、内部に熱が蓄積され、はがれてしまうこともあります。

防水塗料のメリットとデメリットを確認

防水塗料は、弾力(伸縮性)を持ち、規模の小さいクラックであればカバーして、外壁材内部への水分の浸入を防ぐという特性を持っています。この特性により、建物の重大な欠陥へとつながる雨漏り、カビ、シロアリなどの発生を防ぐことが可能です。しかし、防水塗料はよいところだけを持っているわけではありません。塗料を選ぶ際は、デメリットも考慮して、建物の状況にもっとも合った塗料を選ぶべきです。

防水塗料は、一定規模以上の大きさのクラックを埋めることはできません。伸縮性を持つ塗面も長年にわたりパーフェクトに持続するわけではなく、年月が経てば劣化します。そのため、一定期間ごとにおこなうメンテナンスは欠かせません。

施工方法にも防水塗料ならではの難しさがあります。一般的な塗料と同じように塗ってしまうと、べたついたり、塗装が水疱のようにふくらんでしまうことがあります。そのため、防水塗料の扱いに慣れた職人に作業を依頼することが重要です。

外壁塗装の役割は建物を守ることです。美しく見せることも重要ですが、もっとも重要なことを見誤ってはいけません。ご自宅の外壁について理解したうえで、もっとも適した塗料を使うことが重要です。外壁塗装をお考えの方は、マナカリフォーム株式会社までお気軽にご相談ください。

 

 

 


ASTECペイントアップコンペにて施工実績「千葉県 第1位」を受賞しました

この度、マナカリフォームは、2020年度秋季アステック受注アップコンペにおいて、施工実績

 

「千葉県1位」

 

を受賞しました。

 

 

日々の実績が評価されたものとして、嬉しく思っております。

 

今後も継続していけるよう、日々努力していきたいと思います。


多彩模様塗料 グラナートSPの特徴

グラナートSPとは

グラナートSPは水性系の上塗り材で、液外壁用多彩模様シリコン系上塗材とも呼ばれています。

液型は一液型で、まるで天然石のような、高級感あふれる仕上がりになる塗料です。主に外壁に使われます。

グラナートSPの特徴

耐久性

グラナートSPは耐久性に優れており、10年の保証が付いています。これは良質なアクリルシリコンを採用しているためで、社内における

促進耐候性試験(キセノンランプ式)では4000時間(期待耐用年数15年)をクリアしています。

また、「JIS K 5400 塗料一般試験方法」において、耐衝撃性の試験に合格。「JIS K 5600 塗料一般試験方法」において、

鉛筆硬度、耐水性、耐酸性、初期耐水性の試験に合格しています。

この耐久性によって、美しい仕上がりを長期期間保つことが出来ます。

意匠性

グラナートSPは多彩模様塗料とも呼ばれ、クリヤー塗料に様々な色のチップを混合させることで独特の立体感を生み出し、

しかも落ち着いた色味を表現することに成功しています。

天然石を思わせる美しい仕上がりを実現できるだけでなく、カラーバリエーションも10色に及びます。

イエロー系、レッド系のベーシックカラーから、全体を引き締めることができるアクセントカラーまでが揃っており、

複数の色を組み合わせることもできます。

なお、塗装の際は中塗りの段階で上塗りの色を決めておき、中塗りでは専用のカラーを選択します。

グラナートSPはクリヤー塗料なので、中塗りの色がベース色となります。

軽量性

意匠系塗料には多彩な種類があり、砂骨材や砂を混合したものなどがありますが、グラナートSPの場合は面積当たりの重量が軽いのが特徴です。

このため、建物にかかる負担が少なくなるという利点があります。

対応素材

グラナートSPは、下記の素材に対応しています。

窯業系サイディング、リシン、ALC、コンクリート、モルタル、吹付けタイル、スタッコ。


千葉市稲毛区/外壁塗装

 

こんにちはー!

マナカリフォーム株式会社の間中です 🙂 

先日、千葉市稲毛区で外壁塗装を行いました。

 

お客様からの出会いは、HPを見て頂き電話でお問い合わせ頂きました 🙂 

屋根が台風で破損しているということで、火災保険の申請を行い損害金を活用して修繕する事になり、【お兄ちゃんなら任せられそう】と言って頂き修繕工事する流れになりました。(ありがとうございます(>_<))

 

 

色も今風の鮮やかな色になり、凄く綺麗になりました(>_<)

お客様にも喜んで頂き、嬉しくなりました!

また、定期点検やアフターフォローにも行きますので、その際はよろしくお願いします。

 

【使用塗料】

・屋根塗料

ASTEC リファインSI

色   マウンテンブルー

 

・外壁塗料

ASTEC リファインSI

色   マウンテンブルー

 

・付帯色

ASTEC マックスシールドSI

色 ホワイト


年末年始のお知らせ

年末年始のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます 🙂 
マナカリフォーム株式会社では誠に勝手ながら、年末年始休業日を下記のとおりとさせていただきます。

年末年始休業期間:2020年12月28日(月)~2021年1月6日(水)

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

※ホームページからのお問い合わせにつきましても、2020年1月6日(水)以降回答をさせていただきます。


塗装に使われるシーラーとは

塗装に使われるシーラーとは
外壁塗装においてシーラーはとても重要な役割を果たしています。シーラーは、塗装の下に塗る塗料のことです。この記事では、シーラーとはどんなものなのか、なぜ必要なのか、などについて解説していきます。
下塗り用塗料・シーラー
屋根や外壁の塗装の際、最初に塗られる下塗り用の塗料です。
下塗り用塗料
シーラーは、塗装の基礎となる塗装です。英語のsealには「接着する」「ふさぐ」「覆う」などの意味がありますが、まさにシーラーは、塗装面をまず「覆う」ための役割を果たします。塗装は1回で仕上げるものではなく、下塗りを含めて3回行います。シーラーは、下地を整えるために塗られるもので、下地の種類や状態、上に塗る塗料との相性を考えて適切なものを選択します。
プライマーやフィラーとの違い
下地処理のために使われるのはシーラーだけではありません。プライマーやフィラーなども下地に使われます。これらとシーラーは何が違うのでしょうか?
プライマーは、「初め」を意味するprimeという英語を語源とする言葉で、いわば、最初の塗料。実際は、重ね塗りする塗料と塗装面がうまく密着するよう、下地に塗られます。基本的にシーラーは下地に染み込ませますが、シーラーとプライマーは、役割的には同じだと考えていいでしょう。
フィラーは、モルタルのヒビなどを補修するために使います。重ね塗りする塗料をきれいに塗るために、モルタルの下地表面をスムーズにするのがフィラーの役割です。
なぜ必要なのか?
下塗りは、塗装工事においてもっとも重要な作業といっても過言ではありません。なぜシーラーが必要なのでしょうか?
シーラーが下地と上塗り塗料をつなぐ
塗りは3回に分けて行われますが、中塗り塗料や上塗り塗料には密着性がありません。そのため、下地とこれらの塗料の間に、密着性を持つシーラーを挟むことで塗料が定着します。シーラーの塗りが甘いと、塗装は劣化しやすくなるので、もしも塗装を3回行わない業者に出会った場合は、その業者は限りなく悪徳業者に近いといえるでしょう。
上塗り塗料の下地への染み込みを防止
シーラーを塗らずに、下地に直接上塗り用の塗料を塗ってしまうと、塗料は下地に染み込んでしまいます。こうなると、塗装ができたとしても、とんでもなくムラになってしまうでしょう。
機能性の付与
シーラーには、カビやサビを防ぐ機能や、遮熱機能などが備わったものがあります。下地を固めるのもシーラーの機能のひとつです。シーラーが存在することで、重ね塗りされる塗料の性能をフルに発揮させられます。
塗料をより鮮やかに見せる
シーラーを塗ることで、重ね塗りする塗料のカラーをより鮮やかに見せることが可能です。
シーラーのタイプ
シーラーは大きく2つのタイプに分類できます。
水性タイプ
水性タイプのシーラーは、あまり劣化していない下地に向いています。劣化が進んでいる下地だと、水性タイプのシーラーをうまく吸収しきれないのです。水性タイプのシーラーはニオイが少なく、室内塗装でも使えます。
油性タイプ
油性タイプのシーラーは、シーラーに含まれている成分を揮発させて塗膜を作ります。下地へもよく染み込み、短時間で乾くという特徴があります。ニオイが強いことはマイナスの要素ですが、劣化が進んだ下地との相性は抜群です。
このほか、機能性を持つものには、以下のようなものがあります。
・ヤニ止めシーラー
ヤニ止めシーラーは、その名のとおり、タバコのヤニなどのシミに強いシーラーです。天井や室内の壁などでの使用に向きます。
・コンクリート強化シーラー
コンクリート強化シーラーは、モルタルなどの下地を強化するために使います。塗料の吸収を抑制することで、耐久性の向上に寄与します。
・カチオンシーラー
カチオンシーラーは、内外壁に幅広く利用可能なシーラーです。下地に浸透するタイプと、被膜を作るタイプがあり、経済性や上塗り塗料の密着性などに優れています。
外壁塗装の流れ
ここで外壁塗装の流れをチェックしておきましょう。外壁塗装は「塗り」の作業を3回に分けて行い、このどれもが重要です。
まずは外壁のクリーニングを行います。高圧洗浄機で汚れを落とし、その後、ヒビ割れなどの異常がないかを確認、必要に応じて、補修しながら作業を進めます。
つづいて下塗りです。重ね塗りする塗料との密着性を上げることが下塗りの目的です。
その後、2度目の塗り(中塗り)で下地に色付けします。このままではまだ塗装にムラがあるので、3度目の塗り(上塗り)にて修正します。全体を仕上げたら塗装作業完了です。

シーラーの重要性
シーラーを使わずに塗料を塗ってしまうと、ご紹介したように、塗りムラができたり、塗料が持つ性能を発揮できなかったりと、さまざまな不具合が発生します。シーラーは下地と塗料を強固につないでくれる存在です。トラブルを防ぐためには、信頼できる塗装業者に作業を依頼しましょう。


原因がわからない雨漏りの実態

原因のわからない雨漏りを特定するには
雨漏りは、ぱっと見ただけでは原因がよくわからない場合があります。そのまま放置してしまうと、家はどんどん劣化していってしまうので、早急に原因を特定しなければなりません。この記事では、雨漏りが起こる仕組みや発生しやすい場所、緊急時の処置の方法などについてご説明します。
雨漏りが起こる仕組み
雨漏りは、どこからか雨水が建物内に入り込み、天井や壁などにシミを作ったり、水滴を室内にしたたらせたりする現象です。どこから雨水が入ってきたのか特定することが難しい場合も多く、とても厄介です。複数箇所から雨が流れ込んでいるケースもあります。雨漏りの原因はさまざまですが、経年劣化や施工不良、荒天や地震などを発端とするケースが多いようです。
雨漏り以外の原因も考えられる
雨漏りの原因が特定できない場合、雨以外の何かが原因になっている可能性があります。もっとも多いのは結露や漏水です。結露は屋内外の温度差により湿気が発生する現象で、カビや腐食などを発生させるため、換気を十分に行うなどして対策しましょう。漏水は、配管にヒビ割れなどの異常が発生して水が漏れている状態です。水道の使用量が急に上がるので、比較的気づきやすいといえます。速やかに業者に調査を依頼しましょう。
雨漏りを放置しない
なかなか原因を特定しにくい場合もある雨漏りですが、放置しても状況は悪くなる一方なので、速やかに業者に連絡して調査、修理してもらいましょう。修理せずに放置すると、建物の躯体まで腐食が達してしまうため、建物の寿命を短くしてしまう危険があります。

雨漏りが発生しやすい部位
雨水は、建物のさまざまな場所から内部に侵入してくる可能性があります。
屋根
屋根材や、棟板金、防水シートなどの劣化により発生するケースと、軒先や雨の通り道となる雨樋周辺から雨漏りが発生するケースがほとんどです。
外壁
外壁からの雨漏りは思いのほか多く、シーリング材などのヒビ割れから水分が入り込んで発生することがほとんどです。外壁から水が入り込むと、断熱材や建物の構造部分にまで水が到達してしまうことがあります。家の中からは気づけないケースも多く、被害が大きくなりがちです。
窓周辺
窓周辺にあるサッシの取り付けにはシーリング材が使われますが、この部分にヒビが入り、雨水が入り込むケースがあります。
ベランダ
ベランダ付きの建物の場合は、排水口や雨樋、防水層のヒビなどから雨水が入り込み、雨漏りを引き起こすことが多いようです。特に排水口が詰まると雨水の池がベランダにできてしまうため、雨漏りを起こしやすくなります。
屋上
屋上は、屋根同様、常に紫外線や天候の影響を受けているため、劣化が進みやすい場所です。ヒビ割れから雨水が入り込むケースもあります。屋上は傾斜がほとんどなく、排水口の詰まりにより水がたまりやすいので、こまめに排水口を掃除しておくとよいでしょう。
応急処置の方法
もし雨漏りの発生に気づいたら、すぐに行動しましょう。業者に調査・修理してもらうことが重要ですが、まずは応急処置を行います。
雨漏りしている場所の下にブルーシートやタオルなどを敷き、バケツで雨水を受けます。サッシなど、手が届くところであれば、水が漏れ出てくる場所に雑巾などを当てて対処しましょう。天井でも手が届くようであれば、このようにして水を吸収させてもいいのですが、落下の危険がある場合は控えましょう。間違っても、原因がはっきりしないのに屋根に上がってシートをかぶせるようなことをしてはいけません。応急処置をしたら、あとは専門の業者に任せましょう。
日頃のメンテナンスが重要
結局、雨漏りを防ぐのにもっとも大切なのは、日頃のメンテナンスです。屋根はもっとも目につく部分でありながら、近くではなかなか見ることがないため、住んでいる人は意外に屋根の状況を知ることができません。屋根は常に気象条件や紫外線の影響を受けているためとても傷みやすく、経年によりこの傷みが進行するとヒビが発生し、雨漏りの原因となります。外壁も、屋根ほどではありませんが、風雨にさらされることが多いため、やはりダメージを受けやすい場所だといえます。雨漏りを防ぐためには、屋根や外壁が本来の性能を発揮できるよう、定期的にメンテナンスしてあげることが大切です。
その定期的なメンテナンスの代表格が塗装です。塗装には、外観を美しく保つ働きもありますが、もっとも大切な役割は、屋根材や外壁材を保護することです。塗装が雨風から家を守っているといっても過言ではありません。塗装は、使用する塗料の耐用年数により異なりますが、10年程度を目安に行います。屋根や外壁にカビやコケ、サビなどが見られるようなら、塗装や葺き替えを検討しましょう。
雨漏りが発生しやすい場所はありますが、一般の方が原因を特定することは難しいため、もし雨漏りが発生したら、応急処置をするにとどめ、速やかに専門の業者に調査と修復を依頼しましょう。


外壁材・ALCパネルの特徴とは

外壁材・ALCパネルの特徴
ALCパネルは、原料にセメントや生石灰、アルミ粉末、珪石を主に使用して作られたコンクリート建材です。軽量で高強度、そして断熱性も持ち合わせており、現在の建築には欠かせません。
ALCパネルの特徴
ALCパネルの強さの秘密は、補強材です。ALCパネルの内側には、スチール製のメタルラスや特殊な防錆加工の施された鉄筋マットが入っています。外壁や屋根、床など、場所に合わせて補強材を入れて、必要な強度を出せるように配置します。
優れた断熱性もALCの特徴です。通常のコンクリートのおよそ10倍の断熱性があるとされており、生活環境の向上、光熱費の節約、結露の軽減などに効果を発揮します。この断熱性の秘密は、パネルにある小さな気泡です。
ALCパネルは、軽量ながら防音性を備えているため、集合住宅などの壁材にも使用可能です。
ALCパネルは、1960年代にはすでに、日本に導入されていましたが、これまでに一度も有害物質などで問題になったことはありません。1960年代といえば、有害物質のアスベストの使用が盛んだった頃です。ALCパネルには、このアスベストはおろか、トルエンなどの揮発性有機化合物を含まれず、またホルムアルデヒドも含まれていないため、建材としても使用面積の規制を受けません。
ALCパネルのメリット
つづいて、特徴と少し重なる部分もありますが、ALCパネルのメリットをご紹介します。
優れた耐火性
ALCパネルはコンクリートです。コンクリートは不燃材料なので、ALC自体も耐火・防火性能に優れています。火事になっても、ALCパネルからは有害な煙が発生することはありません。
優れた断熱性
ALCパネルの内側には、数多くの小さな気泡があり、このおかげで空気に層ができるため、優れた断熱性があります。ALCパネルを使った建物は、冬は暖かく、夏は涼しいのです。
軽量で施工しやすい
ALCパネルはコンクリートですが、普通のコンクリートの25%ほどしか重量がないため、施工しやすいという特徴があります。これにより工期短縮やコスト削減につなげられるほか、建物自体への負担も抑制可能です。
高強度
ALCパネルには、補強材として鉄筋マットなどが入れられています。そのため、非常に高い強度を誇ります。
ALCパネルのデメリット
ALCパネルにも、数は少ないもののデメリットがあります。それは防水性です。ALCパネルは、内部に気泡があるため断熱性が高いのですが、内部に水が浸透してしまうと、これがマイナスに働いてしまいます。水分を含むと膨張しやすいのです。やはりよく使われる外壁材のサイディングと比べて、ALCパネルはサイズが小さいため、その分、つなぎ目が増えます。そのため、ALCパネルの施工では、このようなつなぎ目をしっかりシーリングで埋めなければなりません。
ALCの劣化症状
ALCパネルの外壁は、通常、10年周期で塗り替えを行います。しかし、場合によっては
これよりも早く劣化の兆しが見えてくることがあるので、以下のような症状が表れたら、専門の業者に調査を依頼しましょう。
チョーキング
チョーキングは、外壁が粉を吹いたように白くなる現象です。これは紫外線などの影響により、塗装が劣化したことで起こります。触ると手が白くなるので、すぐにメンテナンスしましょう。
汚れ
汚れといってもさまざまですが、カビやコケなどが外壁に生えている状況は少々危険です。これは、塗装などの劣化により、ALCに水分が含まれている証しです。このまま放置しても状況は改善せず、最悪の場合、雨漏りにつながる可能性があるので、すぐに業者に見てもらいましょう。
外壁のヒビ
外壁にヒビが入ってしまうと、そこから雨水が入り込んでしまいます。ALCは水分に弱いので、この状況がつづくと内部で伸縮が繰り返され、ヒビが広がっていきます。大至急、業者にメンテナンスを依頼しましょう。
コーキングのヒビ
コーキングは、ALCパネルを組む際、目地を埋めるために使います。外壁同様、風雨や紫外線にさらされるため、劣化が進むと硬化し、ヒビが入りやすくなります。コーキングにヒビを発見したら、小さくても必ずメンテナンスしましょう。
ALCパネルが劣化した場合の補修
ALCパネルは、定期的なメンテナンスにより、不具合を発生させないことが重要です。しかし、なかなかそううまくはいきません。そこでALCパネルに不具合が発生した場合の補修方法について少しだけご紹介します。
チョーキングが見られたら塗り替え
チョーキングが見られたら、症状が悪化しないうちに外壁の塗り替えを考えましょう。
シーリングのヒビ割れ
シーリング材が劣化してヒビ割れが発生している場合は、業者にシーリング材の打ち替え、もしくは打ち増し工事を依頼しましょう。
ALCパネル自体のヒビ割れ
ヒビ割れの大きさにもよりますが、通常はシーリング材をヒビに充填する形で補修します。地震などが原因で大きなヒビが入ってしまった場合は、ダメージが躯体にまで達している可能性もあるので、業者に調査を依頼して修復してもらいましょう。


タイル外壁の特徴

タイル外壁の特徴
タイル外壁は、数ある外壁材の中でも高い耐久性を備えているためとても人気です。ほぼメンテナンスの必要がないともいわれるタイル外壁。この記事では、そんなタイル外壁について、その特徴を中心に解説します。
タイル外壁
粘土などを成形して作られるタイル外壁の特徴をご紹介します。
高級感のあるルックス
タイルは、外壁材のほか、床、浴室などにも使用されます。タイルはほかの外壁材よりも立体感があるため、タイルの外壁が貼られた住宅は、印象的で、高級感のあるルックスに仕上がります。
耐久性
外壁材の役割は、ルックスをよく見せるだけではありません。天候などの外的要素から建物を守る役割もあります。タイル外壁は、コンクリートやサイディングなど、ほかの外壁材よりも優れた耐久性を持っています。色あせしにくいだけでなく、強度も併せ持っているのです。強い地震の際に剥がれ落ちることを心配される方もいらっしゃいますが、適切に施工を行っている限り、そのようなことはありません。
素材や形状の選択肢が多い
タイル外壁は、素材や形状の選択肢が多いことも特徴です。1250℃以上という温度で焼かれた「磁器質」のタイルは、水をほとんど吸い込まず、とても高い強度を誇ります。一方、1200℃程度で焼かれる「せっ器質」のタイルは、水をやや吸い込むものの、レンガのような味わいを備えています。
形状もさまざまなものがありますが、もっとも一般的なのは、正方形や長方形の平物タイルです。そのほかに、施工のしやすさが追求されたユニットタイルや、角などに使用される特殊な形状をした役物タイルがあります。
導入費用がかさむ
タイルは美しく丈夫ですが、その代わり、初期の導入費用がかさみます。種類も多く「こだわれるアイテム」ですが、予算をオーバーしてしまうため、ほかの外壁材を選ぶという方も少なくないようです。タイル外壁にする場合は、サイディングの倍程度の費用がかかります。
タイル外壁はメンテナンスが楽
タイルは、ご紹介したように耐久性が高いため、基本的にはメンテナンスフリーです。ほかの外壁材の場合は通常、塗装によるメンテナンスが必要ですが、タイル外壁の場合は必要ありません。ただ、完全にお手入れが必要ないわけではないことに注意が必要です。たとえば、目地のシーリング材は劣化するので、10年周期で補修する必要があります。また、いくら耐久性が高くても雨風にさらされれば汚れてしまうので、年に1回程度、高圧洗浄機を使って全体を洗うといいでしょう。壁をきれいにすると、もしヒビなどができていたとしても見つけやすくなります。建物をより長く使うために、定期的な洗浄を必ず行いましょう。
タイル外壁のメンテナンスは、比較的リーズナブルに行えます。導入費用が高いといわれるタイル外壁ですが、メンテナンスの回数や費用などを考えると、実はかなり費用対効果の高い外壁材です。
タイル外壁の場合、目安となるメンテナンスの費用は50万円ほどです。サイディング外壁の場合は、140万円ほどかかります。もちろん、この数値は外壁の面積や環境、業者により異なりますが、これだけ差があることを考えると、長い目で見ればタイル外壁がかなりお得になることがわかります。
タイル外壁でも劣化する
強度や耐久性に定評のあるタイルでも、経年により劣化することはあります。主な劣化症状について解説します。
白華現象
白華現象は、エフロレッセンスとも呼ばれる自然な劣化です。モルタルやコンクリートの内部から、表面に白い物質がしみ出してきます。うわ薬の塗られていないタイルやレンガなどでよく発生する現象です。白華現象が見られたら、どこからか水が入り込んでいないかチェックしましょう。
ヒビ割れなど
耐久性の高いタイルですが、ヒビ割れることもまれにあります。ヒビ割れたタイルはそのままにせず交換するのが無難です。シーリング材などを使用して補修する方法もあります。
剥がれなど
タイル自体に問題がなくても、モルタルや接着材などの下地に問題が発生し、タイルが剥がれてきたり、浮いたりすることがあります。施工不良や経年劣化が主な原因です。このような不具合が見つかったら、モルタルなどで補修しましょう。
タイル外壁の補修方法
ほぼメンテナンスフリーのタイル外壁でも、ご紹介したような劣化や不具合が出ることがあります。このような場合は、なるべく早く業者に点検・補修してもらいましょう。タイル外壁は、魅力的なルックスが特徴ですが、補修すると魅力が失われてしまう場合があります。クリアを塗ることで雰囲気を保ちつつ補修できる可能性もあるので、こちらも業者に相談してみましょう。
タイル外壁は、強度・耐久性ともに高く、メンテナンスにもあまり手がかかりません。初期の導入費用はかさむものの、長い目で見れば、ほかの外壁材よりもコストパフォーマンスはよいといえます。10年に1度ほど補修するだけで美しさをキープすることが可能です。


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