屋根工事/修理/補修のポイント

屋根工事・修理・補修のポイント

 

屋根修理の基礎

 

屋根材と屋根の形

屋根の形には大きく分けて、ビルの屋上のように平たい陸屋根と、切妻や入母屋のように屋根が斜めになっている三角屋根があります。このうち三角屋根の屋根材は、一般に屋根と言って想像する瓦屋根の他にも、スレート屋根、金属屋根、セメント瓦の屋根、防水シートと屋根材が一緒になったようなアスファルトシングルがあります。

 

劣化の症状

屋根の劣化はさまざまな形があり、これらが複合することあります。

もっとも多いのが屋根材のひび割れで、寒暖差や紫外線や雨やカビでひび割れが生じたり、強風でものがぶつかって割れたりします。

また、屋根材が反り返ったり浮いたりすることもありますし、釘やビスや漆喰といった屋根を固定するものが劣化することもありますし、雨樋が破損したりゴミが詰まることも屋根の劣化のうちの一つです。

 

費用

症状や範囲によって費用は様々です。破損した瓦数枚を取り替えるだけで済むこともあれば、屋根そのものを取り替える場合もあります。一般論として早期発見・早期修繕することで被害範囲や症状を狭く抑えることができます。

目安としては、屋根の塗装を塗り替える場合は40万円〜80万円程度、今ある屋根の上に新しい屋根を乗せる重ね葺き(カバー工法)は80万円〜150万円、今ある屋根を取り払って新しい屋根を設置する葺き替えは60万円〜200万円程度です。

 

工事

屋根の部分的な工事と、屋根の全体的な工事があります。

屋根の部分的な工事は、屋根材の交換、屋根のてっぺんに付いている棟板金の交換、漆喰補修や雨樋の交換、ひび割れ部分にシーリングを充填する部分シーリング(コーキング)があります。

屋根の全体的な工事は、上述の屋根塗装、重ね葺き、葺き替えがあります。

 

見積もり

屋根修理の見積もりは、現地調査→見積もり→見積書の三段階を経ます。

屋根修理に何がどこまで必要化は千差万別であり、一件ごとに異なります。またそれは屋根に上がって直接見ないと分からないことです。現地調査は遠目から見ただけとか、屋根に上がって数分で終わるというものではありません。また、原因も対策も様々で、使う屋根材や工事方法も様々です。ぱっと見ただけの現地調査や、「一式」などといって詳細を記載しない見積もりには注意しましょう。

 

業者

「あなたの家の屋根は破損している。このままでは・・・・などの恐ろしいことになるが、今だけ・・・の割引で」などと言ってくる飛び込み営業がありますが、こういうのは悪徳業者です。なぜなら屋根の修理は上述のように、ちゃんと現地調査をしてちゃんと見積もりをしなければいけないものだからです。

また屋根の修理は一件ごとに異なるので、全国規模の大企業のメリットはあまりありません。新築ならば大手だからできる建築材の大量調達で安くなるというのが期待できますが、一点物の屋根修理ではそのバイイングパワーは関係ないからです。

屋根修理は経験と技量のいる分野です。地元密着で屋根修理に長けた所が良いです。

 

時期

天候的には春と秋がよいです。

夏から秋の台風などの結果を受けて秋は混み合うので、春がベストでしょう。

 

屋根工事の種類

屋根の全体的な工事の種類を紹介します。

 

屋根葺き替え工事

今ある屋根を取り払って新しい屋根材を葺きます。

 

屋根重ね葺き工事(カバー工法)

既存の屋根の上に新しく重ねるように屋根材を葺きます。

 

屋根塗装工事

瓦屋根以外の屋根材、とくに最近多いスレート屋根は、屋根にも塗装がされています。この塗装は屋根材の代わりに劣化することで屋根材を守っています。この塗料は必然的に劣化しますので、それを塗り替えます。

 

漆喰補修工事

昔ながらの日本瓦の屋根は、瓦を接着するのに漆喰を用います。この漆喰が劣化しますので補修します。

 

屋根補修の方法

屋根の部分的な補修の方法を紹介します。

 

漆喰補修

古い漆喰を取り除き、新しい漆喰を塗り込みます。

 

コーキング補修

傷んだスレート材を撤去し、塗布面を整除、コーキングを塗り、新しいスレート材を設置します。

 

 

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