屋根工事/修理/補修はこんな業者に任せよう

屋根工事・修理・補修はこんな業者に任せよう

 

事前確認

屋根工事や修理を行う業者にも対応分野や得意不得意があります。しかしこれを素人が見分けることは困難です。対応分野は医者のようにはっきり分かれているわけではありませんし、通常はオーバーラップしていて、そのオーバーラップの仕方が違います。得意分野はそれぞれあるのですが、不得意な分野に関してはよほどのことがないと自分で不得意ですとは言いません。

ですから漠然と屋根修理してほしいというよりも、事前に分かる情報を自分で集めた上で、業者に相談しましょう。その情報から、業者自身が対応分野や不得意分野を判断するでしょう。

具体的には下記のような事前情報調査です。

 

屋根の種類・形状

瓦屋根か、スレート屋根か、金属屋根か、など。

分からない場合は(分かる場合も)写真を撮ってそれを送ると良いでしょう。

 

屋根の状況

瓦が5枚落ちた、など。これも可能な限り写真に撮りましょう。

 

雨漏りの状況

雨漏りが発生している場合は、雨漏りの場所や規模など。雨が降っている時は雨漏りの箇所は明確ですが、降っていないときに痕跡から雨漏りの場所を探るのは難しいので、雨のときに記録しておきます。これも写真があると良いです。

 

業者選び

業者にもさまざまなタイプがあります。地元の工務店や塗装業者やリフォーム業者や大手リフォーム会社など。

おすすめは地域密着型の業者です。なぜなら屋根(と外壁)は10年ごとに定期的なメンテナンスが必要な上に、台風などでも修理が必要になることがあります。屋根と外壁はメンテナンスが必要なものですから、これを機会に、かかりつけ医のように懇意の業者をもっておくほうが良いからです。

 

見積もり

地域密着ならどの業者でも良いというわけではありません。これを決めるのは見積もりです。

前述の事前調査をした上で、対応可能だと言ってきた業者のうち数社に対して相見積もりを取ってみます。この相見積もりで見るべきポイントを見極め、良い業者を探します。

 

現地調査

屋根修理には念入りな現地調査が不可欠です。実際に屋根に上り、原因と対策についてプロが見極めます。屋根に上らずに外から見るだけだったり、屋根に上がっても数分で終わったり、プロではない人が「瓦が剥がれていますね」など誰でも見たら分かるようなことしか言わない業者は良くないです。

 

見積もりが具体的

「屋根修理 一式」などの包括的な見積書を書く業者は良くないです。

 

見積もりが安すぎない

基本的に人件費が主なコストになりますので、工事費を安くするのにも限度があります。なるだけ安くするようにしている努力は買うべきですが、同業他社と比べてあまりにも安い見積額は、何かがおかしいです。

 

悪徳業者の手口

屋根修理は悪徳業者の出てきやすい分野です。なぜなら外壁や内装と違って見えにくい場所であることと、とりあえずの作業で応急処置ができてしまうからです。しかしこのような応急処置では、その時はうまく行ったように見えても、雨漏りなどの問題がまた繰り返されてしまいます。

特に大型の台風が来て地域全体に被害が出たようなときは屋根修理の需要が高騰するので、こういった業者が入り込みやすくなります。

屋根や外壁は、業者や台風という前に、メンテナンスが必要なものです。普段から懇意の業者を持つようにしておきましょう。

 

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