トタン屋根塗装の費用とケレンの重要性|瓦棒葺き・波板・折板の違いと最適な塗料選び【千葉県】

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トタン屋根塗装の費用とケレンの重要性|瓦棒葺き・波板・折板の違いと最適な塗料選び【千葉県】

トタン屋根の塗装を検討されていませんか?「サビがひどいけど塗装で大丈夫?」「瓦棒と波板で費用は変わる?」「ケレン作業って本当に必要?」——トタン屋根の塗装は、ほかの屋根材とはまったく異なる”サビとの戦い”です。塗料の選定や塗装回数よりも、下地処理(ケレン)の精度が塗膜寿命を決定づけるという特殊な屋根材なのです。

トタン屋根は、戦後から昭和・平成初期にかけて建てられた日本家屋・倉庫・工場で広く使われた金属屋根材です。瓦棒葺き(かわらぼうぶき)・波板(なみいた)・折板(せっぱん)の3形状があり、それぞれ塗装の段取りや難易度が異なります。さらに千葉県は沿岸部の塩害、内陸部でも高温多湿と台風の影響で沿岸部では内陸部よりサビの進行が早く、塗り替えサイクルも短くなる傾向があり、塗装のタイミングを逃すと一気に張り替えが必要なレベルまで劣化します。

この記事では、施工実績674棟以上のマナカリフォームが、トタン屋根塗装の費用相場・瓦棒葺き/波板/折板の構造別特徴・ケレン作業の等級と見積書の見方・最適な塗料(サビ止め+遮熱)の選び方・塗装ではなく張り替え/カバー工法を選ぶべき判断ラインまで、千葉県の気候特性を踏まえて徹底解説します。「うちの屋根、まだ塗装で間に合うのかな?」と不安を感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。

トタン屋根の種類|瓦棒葺き・波板・折板の違い

「トタン屋根」と一口に言っても、形状は大きく3種類に分かれます。それぞれ塗装の工程・必要な足場・単価・難易度が違うため、まずはお住まいの屋根がどのタイプかを把握しておくことが大切です。形状を見分けることで、見積書の妥当性もご自身で判断しやすくなります。

瓦棒葺き(かわらぼうぶき)

戸建て住宅のトタン屋根で最もよく見られるのが瓦棒葺きです。屋根の傾斜に沿って約45cm(1.5尺)間隔で木製の”心木”が入り、その上からトタン板を被せてハゼで固定する工法です。屋根の軒から棟まで1枚のトタン板が通っているため継ぎ目が少なく、勾配の緩い屋根(1.5〜3寸)でも雨仕舞いがしやすいのが特徴です。

主な採用昭和〜平成初期の戸建て住宅・平屋・増築部分
塗装難易度中(心木の腐食・釘浮きチェックが必要)
㎡単価2,500〜4,500円(ケレン+3回塗り)
塗装の注意点ハゼ(接合部)のサビ、心木の浮き、貫板の腐食を同時補修する必要あり

波板トタン(小波・大波)

物置・倉庫・下屋(げや)・カーポート・玄関庇などで多用される、波型の断面を持つトタン板です。山と谷の間隔が狭い「小波(32波)」と、間隔が広い「大波(76波)」があり、形状によって塗料の消費量が平場の1.3〜1.5倍になるため、㎡単価は瓦棒葺きよりやや高くなります。

主な採用倉庫・物置・車庫・下屋・庇・農業用建屋
塗装難易度高(凹凸が多く塗り残しが出やすい)
㎡単価3,000〜5,000円(ケレン+3回塗り)
塗装の注意点谷部分のサビ・水溜まり跡、留め釘のパッキン劣化、重ね部分の腐食に要注意

折板屋根(せっぱんやね)

工場・倉庫・店舗・体育館などで主流の、厚めの鋼板を山型にプレス加工した大型屋根材です。トタン(亜鉛めっき鋼板)のほかガルバリウム鋼板の折板もありますが、築30年以上の建物ではトタン折板が現役で残っています。勾配が緩く広い面積を一気に葺けるため、塗装時は高所作業車や親綱が必要になるケースが多いのが特徴です。

主な採用工場・倉庫・店舗・体育館・大型車庫
塗装難易度中〜高(面積が広く遮熱塗料が必須レベル)
㎡単価2,200〜4,000円(ケレン+3回塗り)
塗装の注意点タイトフレームのボルトサビ、断熱材(裏打ち)の劣化、屋根面の雨水滞留

トタン屋根3種類の比較まとめ

種類主な用途㎡単価塗装難易度主な劣化ポイント
瓦棒葺き戸建て住宅2,500〜4,500円ハゼ・心木・釘浮き
波板トタン倉庫・下屋3,000〜5,000円谷部のサビ・パッキン
折板屋根工場・倉庫2,200〜4,000円中〜高ボルトサビ・面積広大

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千葉県のトタン屋根事情
千葉県では、築30〜50年の戸建て住宅で瓦棒葺きトタン、農家・倉庫で波板トタン、工場・店舗で折板屋根が今も多く現役で稼働しています。特に沿岸部(市原・木更津・君津・南房総・銚子など)では塩害の影響で内陸部よりもサビの進行が早く、7〜10年程度で塗膜劣化が進むケースも珍しくありません。お住まいの地域とトタンの種類に合わせた塗装プランをご提案いたします。

トタン屋根塗装の費用相場|30坪25〜60万円

トタン屋根塗装の費用は、一般的な30坪の戸建て住宅で25万〜60万円が相場です。スレート屋根や瓦屋根の塗装と比べるとやや安い傾向にありますが、これは「塗装面積がコンパクトで塗料の消費量が少ないため」であり、決して「手抜きできるから安い」わけではありません。むしろケレン作業の手間がかかる分、坪単価ベースで見ると適正価格は他屋根材と変わりません。

坪数別の費用目安

20坪18万〜40万円
25坪22万〜50万円
30坪25万〜60万円
35坪30万〜70万円
40坪以上35万〜85万円

※足場・高圧洗浄・ケレン作業・サビ止め塗装・中塗り・上塗り(合計3回塗り)・釘浮き補修を含む総額の目安です。屋根のみを塗装する場合の金額であり、外壁と同時施工の場合は足場代が1回分で済むため総額はさらに抑えられます。

トタン屋根塗装ならではの追加費用

トタン屋根塗装では、劣化状況に応じて次の追加費用が発生することがあります。見積書に以下の項目が含まれているかを必ず確認してください。含まれていない「激安見積もり」は、後から追加請求されるか、必要な工程を省略している可能性があります。

足場設置15万〜25万円(30坪・一般的な2階建て)
高圧洗浄2万〜5万円(150〜200kg/cm²のトルネード洗浄推奨)
ケレン作業(3種)500〜1,200円/㎡(手作業+電動工具)
ケレン作業(1種ブラスト)3,000〜6,000円/㎡(重度サビ・工場現場向け)
釘浮き補修・打ち直し1箇所500〜1,500円(瓦棒葺きで多発)
貫板・心木の部分交換1箇所3,000〜8,000円(腐食部分のみ)
サビ止め塗料(エポキシ系)600〜1,200円/㎡
穴あき板金パッチ補修1箇所5,000〜20,000円

特に注目していただきたいのはケレン作業の単価です。3種ケレン(電動工具+手作業)と1種ケレン(ブラスト処理)では6倍近く単価が違うため、サビの進行状況に応じて適切な等級を指定しないと、塗装後すぐに塗膜が剥がれる原因になります。

トタン屋根の塗り替え時期はいつ?劣化症状で見極める

トタン屋根の塗り替え時期は、前回塗装から5〜8年が一般的な目安です。新築時の防錆処理は比較的高品質なため最初の10年は持ちますが、一度塗り替えを行うと塗膜寿命は短くなり、以降は5〜8年ごとのメンテナンスが必要になります。以下の劣化症状が1つでも見られたら、塗り替えを検討するタイミングです。

表面のサビ(赤サビ・白サビ)

トタン屋根で最もわかりやすい劣化サインがサビです。茶褐色の赤サビは鋼板が酸化して進行している証拠で、放置すると鋼板を貫通して穴があきます。一方、亜鉛めっきが白く粉を吹いたような白サビは初期段階のサビで、この段階なら塗装で十分対応可能です。

サビを見つけたら、発生範囲が屋根全体の30%未満のうちに塗装することが大切です。それ以上進行すると、ケレンで除去しきれず塗装後すぐに塗膜の下からサビが再発する「もらいサビ・リフトアップ」現象が発生します。

旧塗膜の剥がれ・浮き

塗膜がペリペリとめくれている状態は、前回塗装時の下地処理(ケレン)が不十分だったことを示しています。塗料とトタン表面の密着性が失われており、塗膜の下に雨水が入り込んでサビが広がっています。この状態を見つけたら、次回塗装では必ず1種または2種ケレンを選択する必要があります。

釘浮き・ビスの緩み(瓦棒葺き特有)

瓦棒葺きの屋根では、トタンを固定している釘やビスが経年で上に浮き上がる現象が起こります。心木の乾燥収縮や温度変化による金属の膨張収縮、台風時の風圧が原因で、釘が1〜5mmほど浮いた状態で放置されているケースが非常に多いです。

釘浮きを放置したまま塗装しても、浮きはそのまま残ります。雨水が浮いた釘の隙間から内部に侵入し、心木の腐食・屋根裏への雨漏りに直結するため、塗装前に必ず打ち直しまたはビス交換による補修が必要です。マナカリフォームでは標準工程としてこの補修を行っています。

チョーキング(白い粉が手につく)

屋根に手を当てたときに白い粉がつくのはチョーキング現象です。塗膜の樹脂成分が紫外線で分解され、顔料が表面に出てきている状態で、防水・防錆性能が低下しているサインです。屋根は外壁より紫外線を直接浴びるため、外壁よりチョーキング進行が早い傾向があります。

穴あき・貫通サビ

小指の先ほどの小さな穴でも、雨天時には相当量の雨水が屋根裏に侵入します。穴あきが発生した時点で、塗装だけでは対応不可です。部分的な板金パッチ補修で凌ぐか、カバー工法・張り替えへの切り替えが必要になります。穴が1〜2箇所なら塗装+パッチで間に合いますが、5箇所以上あるなら全面張り替えが現実的です。

コケ・カビ・藻の発生

北面や日陰になりやすい箇所に緑色・黒色の汚れが発生します。塗膜の防カビ機能が失われ、雨水が溜まりやすい環境になっている証拠です。千葉県は高温多湿なため、梅雨〜夏場にかけて特にコケが繁殖しやすく、放置するとコケの下で密かにサビが進行する原因になります。

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自分でできるトタン屋根セルフチェック
以下の5項目を地上から目視・双眼鏡で確認してください。①屋根全体に赤サビが点在している、②釘やビスが浮き上がって見える、③トタンの一部が波打つ・浮いている、④北側にコケや黒ずみがある、⑤前回の塗装から7年以上経過している。3つ以上該当する場合は塗装の検討時期、5つすべて該当する場合は塗装ではなくカバー工法・張り替えの可能性も含めてご相談ください。

トタン屋根塗装の命|ケレン作業の重要性

トタン屋根塗装のクオリティは、9割がケレン作業で決まると言っても過言ではありません。どんなに高級な塗料を使っても、ケレンが不十分であればわずか2〜3年で塗膜が剥がれ落ち、また塗り直しが必要になります。逆に、地味で時間のかかるケレンを丁寧に行えば、一般的なシリコン塗料でも7〜10年の耐久を発揮できます。このセクションでは、業者選びで絶対に妥協してはいけないケレン作業の核心をお伝えします。

ケレン作業とは何か

ケレン(英語のcleanが訛った塗装業界用語)とは、塗装前にトタン表面のサビ・旧塗膜・汚れ・油分を物理的に除去する下地処理の総称です。ワイヤーブラシ・サンドペーパー・ディスクグラインダー・ブラスト機械などを使って、新しい塗料がトタンにしっかり密着する下地を作ります。トタン屋根塗装においては、塗装作業そのものよりも時間と人件費がかかる工程で、全工数の4〜5割を占めます。

ケレン4等級の分類(JASS 18準拠)

ケレン作業は日本建築学会の仕様書(JASS 18)により、劣化の進行度に応じて4つの等級に分類されています。等級が上がるほど手間と費用が増える一方、塗膜の持ちも劇的に変わります。

1種ケレンサンドブラスト・ショットブラストなど機械による完全除去。サビ・旧塗膜を100%剥離し、素地を新品同様に戻す最高等級。単価3,000〜6,000円/㎡。重度サビ・工場の折板屋根で採用。
2種ケレンディスクサンダー・電動ワイヤーブラシ等で活膜を残しつつサビ・浮き塗膜を除去。単価1,200〜2,500円/㎡。広範囲にサビが発生している場合の標準。
3種ケレン手工具+電動工具併用でサビ・浮き塗膜のみを除去。健全な塗膜は残す。単価500〜1,200円/㎡。戸建てトタン屋根の最も一般的な等級
4種ケレンサンドペーパー・ワイヤーブラシによる軽い目荒らしのみ。塗膜の密着性を高める目的で、サビがほぼない新しい屋根向け。単価200〜500円/㎡。

ケレン等級と塗膜寿命の関係

同じシリコン塗料を使っても、ケレン等級によって塗膜の持ちは大きく変わります。安易に安価な4種ケレンで済ませると、塗料本来の耐久年数の半分以下しか持たないケースもあります。

ケレン等級塗膜寿命(シリコン塗料の場合)適したトタンの状態
1種10〜12年赤サビが屋根全体の50%以上
2種8〜10年赤サビが屋根全体の20〜50%
3種6〜8年赤サビが屋根全体の10〜20%
4種3〜5年サビ点在のみ・新品屋根

見積書でケレン等級を確認する方法

残念ながら、トタン屋根塗装のトラブルで最も多いのが「ケレンを4種で済ませられたのに3種の料金を請求された」というケースです。見積書を受け取ったら、以下の3点を必ずチェックしてください。

  1. ケレン作業が独立した行として記載されているか:「下地処理一式」「屋根下地調整」などの曖昧な表記ではなく、「ケレン作業(3種)○○㎡×○○円」と具体的に書かれている必要があります。
  2. ケレン等級の数字が明記されているか:1種〜4種のどれを行うのかが書かれていない見積書は、後から最安の4種で済ませられるリスクがあります。
  3. 使用する工具が記載されているか:「電動ディスクサンダー+ワイヤーブラシ」など具体的な工具名が書かれていれば、ケレン作業に本気で取り組む業者と判断できます。

マナカリフォームでは現地調査時にサビの進行度を写真付きで記録し、必要なケレン等級を明記した見積書を発行しています。「なぜこの等級が必要なのか」も口頭でしっかりご説明しますので、塗装の中身を納得したうえでご契約いただけます。

手作業ケレンと機械ケレンの違い

ケレンには手作業(サンドペーパー・ワイヤーブラシ)機械作業(電動ディスクサンダー・ブラスト)がありますが、実際の現場では両方を併用するのが標準です。機械ケレンで広範囲を効率的に処理し、届きにくい谷部・ハゼ部・ボルト周りを手作業で丁寧に仕上げることで、塗料の密着性を最大化できます。「全部手作業でやります」という業者はむしろ工期が延び人件費が跳ね上がるため、現実的ではありません。

トタン屋根に最適な塗料の選び方|サビ止め+上塗り+遮熱

トタン屋根塗装では、下塗りのサビ止め塗料上塗りの仕上げ塗料の2つを組み合わせて使用します。どちらか一方だけを高性能にしても効果は限定的で、「サビ止めで防錆性能を、上塗りで耐候性と遮熱性を担保する」という二段構えが鉄則です。さらに屋根面は夏場60〜80℃まで熱せられるため、遮熱塗料を選ぶことで室内温度を3〜5℃下げる副次効果も期待できます。

サビ止め塗料の種類と選定基準

サビ止め塗料は主成分によって4種類に分かれます。トタン屋根ではエポキシ系が最もバランスが良く、塩害地域ではさらに高性能な弱溶剤エポキシ系が推奨されます。

油性系(鉛丹・亜酸化鉛)最安・防錆性能は中程度。環境規制により現在は主流から外れている。耐用年数5〜7年。
エポキシ系(水性)密着性・防錆性ともに高く戸建て住宅の標準。水性のため臭気が少ない。耐用年数7〜10年。
エポキシ系(弱溶剤)水性よりさらに密着性が高く、サビが残る下地でも効果を発揮。塩害地域で推奨。耐用年数8〜12年。
変性エポキシ・変性ウレタン系高耐候・高密着。工場折板屋根・劣化が進んだ屋根向けのハイグレード品。耐用年数10〜15年。

上塗り塗料のグレード

上塗り塗料は、外壁用の塗料と基本的に同じグレード体系ですが、屋根用は紫外線耐性・熱耐性を強化した屋根専用品を選ぶのが正解です。「同じシリコンだから外壁と共用でOK」という業者には要注意。

塗料グレード耐用年数㎡単価トタン屋根への適性
ウレタン5〜7年1,500〜2,200円△(短寿命で現在は非推奨)
シリコン7〜10年2,000〜3,000円○(コスパ標準グレード)
ラジカル制御型10〜13年2,300〜3,200円◎(高耐候で人気上昇中)
遮熱シリコン・遮熱フッ素10〜15年2,800〜4,500円◎(室温低減効果あり)
フッ素12〜15年3,500〜4,800円○(塩害地域・長期視点)
無機15〜20年4,500〜5,500円○(最高耐久・お薦め)

遮熱塗料の効果|トタン屋根で特に有効

金属屋根であるトタンは、夏場の直射日光で表面温度が70〜80℃に達します。屋根裏に断熱材が入っていない古い戸建て住宅では、この熱がそのまま2階の居室・ロフトに伝わり、夏場の冷房効率を大きく損ないます。

遮熱塗料(高日射反射率塗料)は、太陽光の近赤外線を反射することで屋根表面温度を15〜20℃低下させる効果があります。結果として屋根裏温度が5〜8℃、室内温度が2〜4℃下がり、冷房費の節約にもつながります。トタン屋根のように熱伝導率が高い屋根材では、スレートや瓦屋根以上に遮熱塗料の効果を体感しやすいのが特長です。

千葉県のエリア別おすすめ塗料

  • 沿岸部(銚子・旭・南房総・館山・木更津・君津):塩害対策のためエポキシ弱溶剤サビ止め+フッ素または無機の遮熱塗料
  • 湾岸エリア(千葉市美浜区・市原・市川・船橋):水性エポキシサビ止め+ラジカル制御型または遮熱シリコン
  • 内陸部(四街道・佐倉・八街・成田・東金):水性エポキシサビ止め+遮熱シリコンまたはラジカル制御型
  • 古い瓦棒葺き屋根・築40年以上:弱溶剤エポキシ系サビ止め+無機塗料で長期持続を狙う
  • 工場・倉庫の折板屋根:遮熱フッ素塗料でコスト削減効果を最大化

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アステックペイント認定施工店の視点
マナカリフォームはアステックペイント認定施工店です。アステックペイントの高日射反射率塗料「スーパーシャネツサーモシリーズ」は、日射反射率86%以上を実現しトタン屋根の表面温度を大幅に下げることで実証されています。オーストラリアの強烈な紫外線環境で開発された塗料は、千葉県の塩害地域・高温多湿環境でも高い耐久性を発揮。トタン屋根のサビの進行度と立地条件に合わせた最適な塗料選定をご提案いたします。

塗装では対応できない|張り替え・カバー工法を選ぶべきケース

トタン屋根塗装は、あくまで鋼板が健全に機能している状態で初めて意味を持ちます。劣化が一定以上進んでしまった屋根に塗装をしても、数年で再塗装が必要になり、結果的にカバー工法・張り替えよりも高くつくことがあります。以下のいずれかに該当する場合は、塗装ではなく工法を切り替える検討をおすすめします。

塗装ではなく張り替え・カバー工法が必要なサイン

  • 屋根に穴があいている(5箇所以上):部分パッチでは追いつかず、雨漏り原因の特定も困難
  • 赤サビが屋根全体の60%以上を占める:ケレンで除去しきれず、塗装後すぐにサビが再発する
  • 下地の野地板・心木が腐食している:釘がすぐに抜ける状態で、塗装しても強風で飛散する危険
  • トタン板が波打って浮いている:水の逃げ道が失われ、塗装しても雨漏りが止まらない
  • 屋根裏で雨漏りの痕跡がある:原因箇所の特定が難しく、表面塗装では解決できない
  • 築40年以上で一度も塗装歴がない:亜鉛めっき層が完全に消失しており、下地の耐力自体が不足

塗装・カバー工法・張り替えのコスト比較

塗装25万〜60万円/30坪/5〜10年持つ/劣化が軽度な場合のみ
カバー工法80万〜150万円/30坪/25〜30年持つ/下地が健全な場合
張り替え(葺き替え)120万〜200万円/30坪/30〜40年持つ/下地ごと刷新

初期費用だけを見ると塗装が最も安く見えますが、10年あたりのコストで比較するとカバー工法が最もお得なケースも少なくありません。マナカリフォームでは無料の現地調査時に「塗装でいけるか」「カバー工法・張り替えへ切り替えるべきか」を写真付きで説明し、どちらが長期的に経済的かをデータでお示しします。

トタン屋根塗装を長持ちさせる5つのコツ

せっかく塗装するなら、できるだけ長持ちさせたいもの。トタン屋根塗装を長持ちさせる5つのポイントをご紹介します。

  1. ケレン等級を3種以上で指定する:サビが点在する戸建てトタン屋根では、3種ケレンが最低ライン。4種で済ませる業者は避けましょう。ケレンが塗膜寿命の9割を決めます。
  2. 釘浮き・貫板腐食補修を同時に行う:瓦棒葺きの場合、釘浮きの打ち直しは必須工程です。塗装と同時に補修することで足場代の無駄がなく、雨漏りリスクも解消できます。
  3. エポキシ系サビ止めを下塗りに使用する:安価な油性サビ止めより、密着性と防錆性能に優れるエポキシ系が圧倒的に長持ちします。塩害地域では弱溶剤タイプを推奨。
  4. 遮熱塗料で熱による塗膜劣化を抑える:屋根表面温度を下げることで塗膜の熱老化を遅らせ、結果として塗装寿命が10〜20%延びる副次効果があります。夏場の電気代節約とのダブル効果。
  5. 5年ごとの定期点検を受ける:トタン屋根は他屋根材よりサビの進行が早いため、5年ごとの点検でサビの再発を早期発見し、部分補修で済ませることが塗装寿命を最大化するコツです。マナカリフォームでは無料定期点検を実施しています。

なお、トタン屋根は他の屋根材と違い縁切り(タスペーサー挿入)は不要です。スレート屋根では毛細管現象による雨漏りを防ぐために縁切りが必須ですが、トタン屋根は構造上隙間が少ないため縁切り工程は発生しません。もし見積書に「タスペーサー工事」が含まれていたら、それはトタン屋根には不要な項目なので確認してみてください。

よくある質問(FAQ)

まとめ

トタン屋根塗装について、瓦棒葺き・波板・折板の構造別特徴、費用相場、塗り替え時期の見極め方、ケレン作業の重要性、最適な塗料の選び方、塗装ではなく張り替えが必要なケース、長持ちさせるコツまで解説しました。

  • トタン屋根は3種類:瓦棒葺き(戸建て)・波板(倉庫下屋)・折板(工場倉庫)。構造で塗装の段取りと単価が変わります
  • 費用相場は30坪で25〜60万円:スレートや瓦よりやや安いがケレンの手間が大きく、坪単価ベースでは同等です
  • 塗膜寿命の9割はケレンで決まる:3種ケレン以上を指定し、見積書で等級と工具が明記されているか必ず確認しましょう
  • 下塗りはエポキシ系サビ止めが必須:塩害地域では弱溶剤タイプが推奨。上塗りは遮熱シリコン・遮熱フッ素で室温低下の副次効果も得られます
  • 千葉県は沿岸部ほどサビの進行が早い傾向:沿岸部は3〜5年、内陸部は5〜7年ごとの点検がおすすめです
  • 穴あき・赤サビ60%以上は塗装不可:カバー工法または張り替えが長期的に経済的。10年コストで比較しましょう

トタン屋根塗装は、塗料のグレード選びよりもケレン作業の精度と下地処理の丁寧さが塗膜寿命を決める、極めて特殊な工事です。マナカリフォームは千葉県全域で施工実績674棟以上、Google口コミ4.9の塗装専門店として、トタン屋根の現地調査時には必ずサビの進行度を写真で記録し、塗装で対応可能か、それともカバー工法・張り替えが必要かを正直にお伝えしています。アステックペイント認定施工店として、塩害地域でも長持ちする塗料選定と、自社職人100%施工によるケレン作業の高品質を両立。無料の建物診断・お見積もりを実施していますので、トタン屋根のことが気になる方はまずはお気軽にご相談ください。しつこい営業は一切行いません。

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