外壁塗装のおすすめ塗料は?選び方や種類ごとの特徴を紹介

「外壁塗装を検討しているが、どんな塗料を選んだらいいのだろう?」
「外壁塗装で選べる塗料にはどんな種類があるのだろう?」

こういった悩みを抱えている方に向けて、本記事では下記の内容を解説しています。

・外壁で使う塗料の種類
・おすすめの外壁塗料
・外壁塗装のグレード別おすすめ塗料
・外壁の塗料に関する基礎知識
・悩み別のおすすめ外壁塗料

外壁塗装にどんな塗料を選べばいいのかお悩みの方はぜひご一読ください。

外壁塗装で使う塗料の選び方

外壁塗装は10~20年に一度行う高価な工事なので、どんな塗料を選んだらいいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

そこで、外壁塗料で使う塗料の選び方について説明します。

・塗料の耐用年数から選ぶ
・外壁に関する悩みから選ぶ

上記の内容について解説します。

塗料の耐用年数から選ぶ

外壁用の塗料は種類によって耐用年数が異なります。

耐用年数が長い塗料を選べば、一回あたりのコストは高めですが次の外壁塗装までの周期を長くできます。

耐用年数の短い塗料は、すぐに塗り替えが必要になりますが一回あたりのコストは安く済む場合もあります。

長い目でみるとどちらもある程度お金がかかりますが、塗装を依頼~施工するまでの手間を考慮すると耐用年数の長い塗料がおすすめです。

外壁に関する悩みから選ぶ

外壁に対してどんな悩みを抱えているかで塗料を選ぶのもおすすめです。

外壁塗料にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴があります。

例えば遮熱塗料を選ぶと太陽からの熱を反射させ、住宅内へ熱が伝わるのを軽減する効果があります。

ご自身の悩みと塗料の特徴を照らし合わすことができれば、自然と選ぶ塗料を決めることができます。

「そもそもどのような特徴のある塗料があるのだろうか」と悩んでいる方は、業者へ外壁に関する悩み事を相談してみるのもおすすめです。

おすすめの外壁塗料

具体的なメーカー名と商品名を挙げながら、各塗料の特徴について解説します。

おすすめの塗料は下記5種類になります。

・超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR
・超低汚染プラチナリファイン2000Si-IR
・プラチナシリコンREVO2000-IR
・スーパーラジカルシリコンGH
・パーフェクトトップ

どのような特徴があるのか、簡単にご紹介します。

株式会社アステックペイント(超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR)

超低汚染プラチナリファイン2000MF-IRとは、株式会社アステックペイントが製造している塗料です。

フッ素系の塗料でありながら無機塗料と同じ無機成分を併せ持っており、外壁の劣化を抑制できる点が特徴です。

塗膜には特殊遮熱無機顔料が使用されており、遮熱性も兼ね備えている優れた塗料となっています。

株式会社アステックペイント(超低汚染プラチナリファイン2000Si-IR)

次のおすすめは超低汚染プラチナリファイン2000Si-IRです。

同様に株式会社アステックペイントが製造しています。

商品の特徴は上述の超低汚染プラチナリファイン2000MF-IRと同様の効果を発揮しますが、こちらはフッ素塗料ではなくシリコン塗料となっています。

株式会社アステックペイント(プラチナシリコンREVO2000-IR)

次はシリコン塗料のプラチナシリコンREVO2000-IRです。

同様に株式会社アステックペイント製です。

紫外線による劣化を防ぐため、一般的なシリコン塗料と比べてシリコン成分が3倍配合されています。

カビや藻の発生を抑制する薬剤が配合されているのも特徴です。

株式会社アステックペイント(スーパーラジカルシリコンGH)

スーパーラジカルシリコンGHとは、ラジカル型制御成分が配合されている塗料です。

ラジカルと呼ばれる塗膜の劣化を進行させる因子を抑制し、外壁を長期間にわたって保護してくれます。

主成分はシリコンで、耐用年数は12~14年程となっています。

日本ペイント株式会社(パーフェクトトップ)

日本ペイント株式会社製のパーフェクトトップはラジカル塗料で、汚れの抑制効果を発揮します。

高光沢塗料でつやなしから10分つやまで、希望に合わせたつやの調整が可能となっています。

外壁塗装のグレード別の塗料

外壁塗装に使う塗料にはグレードがあります。

グレードが高い塗料は耐用年数が長くなる分、高額になります。

逆にグレードが高くないと耐用年数は短いですが、その分安価になります。

一般的に外壁塗装で使用される塗料を、下記の7種類に分けて説明します。

・アクリル塗料
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・ラジカル塗料
・フッ素塗料
・光触媒塗料
・無機塗料

各塗料について詳しく見てみましょう。

アクリル塗料

アクリル塗料はアクリル系の樹脂が主成分となっています。

耐用年数が3~8年と非常に短いスパンのため、現在はほとんど使われていません。

短いスパンで住宅の外壁の色を変えたい方には向いているかもしれません。

ウレタン塗料

ウレタン塗料はウレタン樹脂を主成分とする塗料です。

こちらも耐用年数は5~10年と、少し寿命が短い塗料となっています。

価格は安価ですが、すぐに塗り替えが必要になるためコストパフォーマンスで考えると優れた塗料とは言いづらいです。

シリコン塗料

シリコン塗料はシリコン樹脂を主成分としています。

耐用年数は7~15年と期間が長いため、多くの外壁塗装で使われています。

コストパフォーマンスにすぐれた塗料です。

ラジカル塗料

ラジカル塗料は外壁の汚れを抑制することのできる塗料です。

塗膜の劣化を抑制する効果があり、耐用年数が7~16年と長いです。

防汚性能や防カビ性能が高い塗料になっています。

フッ素塗料

フッ素塗料はフッ素という成分を配合している塗料になります。

東京スカイツリーなどの住宅以外の建築物にも塗装されている塗料で、耐候性に非常に優れています。

耐用年数は12~20年と長いのが特徴です。

光触媒塗料

光触媒塗料は太陽光などの光で化学反応を起こし、汚れを分解してくれる機能を持った塗料です。

雨水などがかかると汚れを流してくれて、外壁をきれいに保ってくれます。

耐用年数は15~22年と長いです。

無機塗料

無機塗料は塗料に有機物を含みません。

カビやコケは有機物を栄養分として繁殖していくため、無機塗料であれば繁殖を防ぎます。

無機物は親水性が非常に高いため、汚れを雨水などで洗い流す効果も持っています。

耐用年数は18~20年と長く、最高グレードの塗料です。

悩み別のおすすめ外壁塗料

悩み別におすすめの外壁塗料について解説します。

外壁塗料には下記のような付加価値がついており、選ぶ塗料によっては外壁のお悩み解決につながります。

・暑さが気になる方
・耐用年数を長く持たせたい方
・コストパフォーマンスで考えたい方
・デザインで目立たせたい方

どういうことか、詳しく見てみましょう。

暑さが気になる方

外壁塗料には遮熱塗料という種類があります。

遮熱塗料は太陽光を反射させ、熱の影響を最小限にとどめることができます。

この塗料を選べば、住宅外部からの熱の影響を受けにくくなり暑さを軽減することが可能となります。

耐用年数を長く持たせたい方

「外壁塗装をしたら次の塗装まではできるだけ期間を空けたい」と思っている方は、耐用年数で塗料を選びましょう。

無機塗料は耐用年数が18〜20年と非常に長いため、次の塗装の周期まで期間を開けることができ、塗装回数が少なく済みます。

コストパフォーマンスで考えたい方

コストパフォーマンスを考えて塗料を選ぶなら、シリコン塗料がおすすめです。

シリコン塗料は耐用年数が7~15年と長いうえに、価格はそこまで高くありません。

耐用年数と価格を考えるとシリコン塗料は比較的バランスの取れた塗料となっています。

デザインで目立たせたい方

「せっかく外壁塗装をするので目立つ家にしよう」と思うのであれば、派手な色の塗料を使うことをおすすめします。

外壁に塗装する色はその人の好みがでるものです。

赤色やオレンジなどの暖色を選んで派手に目立たせることも一つの選択です。

ただし周囲の景観から浮いてしまう恐れもあるため、そのあたりも考慮したうえで色を選びましょう。

外壁塗装は悩みを解決できる塗料を選ぶのがおすすめ

外壁塗装に選べる塗料は種類が多いため、どのような観点から選んだらいいのかが直感的にわかりづらいです。

塗料を選ぶ際にはまず自身の外壁に対するお悩みについて考えてみましょう。

悩みを明確にしたら、解決できる塗料があるか業者に相談してみることをおすすめします。

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