外壁塗装を考える時期の目安は?おすすめのタイミングを紹介

「外壁塗装に適した時期はあるのだろうか?」

「外壁塗装におすすめのタイミングや考える目安はあるのか知りたい」

このように悩んでいる方に向けて、本記事では下記の内容について解説します。

・外壁塗装を考えた方が良いタイミング
・適切な時期に外壁塗装を実施する重要性
・外壁塗装に関するよくある疑問

「外壁塗装を業者に依頼しようかな」と相談するタイミングに悩んでいる方は、本記事を読むことで疑問を解決できます。

ぜひ最後までご一読ください。

外壁塗装を考える時期

外壁塗装を考える時期としては下記の3つが挙げられます

・外壁に不具合が発生したとき
・定期点検で不具合が発生したとき
・施工から8~15年が経過したとき

どういうことか、詳しく見てみましょう。

外壁に不具合が発生したとき

外壁に不具合がある場合は塗装やリフォームを考えましょう。

特に下記の不具合がある場合は要注意です。

・色あせや変色の発生
・カビ、錆、コケの発生
・塗料のひび割れ、はがれ など

このような不具合は外壁が劣化しているサインです。

不具合を放置すると見た目が悪くなるだけでなく、外壁材が劣化して家の寿命にも悪影響を与えます。

目視で不具合がないか、気になったタイミングで確認してみましょう。

定期点検で不具合が発生したとき

ビルやマンションなどを所有している方は「定期報告義務」があるため、外壁を含む建物の状態を定期的に確認する必要があります。

確認した結果は特定行政庁に提出する必要があり、報告を怠ると罰金の対象となる可能性があります。

定期点検では外壁だけでなく、防火設備や昇降機の状態も確認が必要です。

定期点検で不具合が発生したら、外壁や防火設備などの修理を行いましょう。

施工から8~15年が経過したとき

お家を建ててからはじめて外壁塗装をするなら、施工から8~15年ごろが経過したころがおすすめです。

この頃になると外壁塗料が劣化しはじめるので、色あせや塗料のひび割れなどが発生していないか目視でチェックしてみましょう。

なお2回目以降は、最初の外壁塗装で使用した塗料の耐用年数によって適切なタイミングが異なります。

代表的な塗料と耐用年数は下記のとおりです。

・ウレタン塗料:5〜10年
・シリコン塗料:7〜15年
・フッ素塗料:12〜20年
・無機塗料:18〜20年

外壁塗装をするタイミングの参考になれば幸いです。

適切な時期に外壁塗装をする必要性

足場の風景

「外壁塗装しようか迷っているけれど、そもそも外壁を塗装する必要性はあるのだろうか」

このように考えている方に向けて、下記の内容をご紹介します。

・外壁塗装を行うメリットとデメリット
・外壁塗装をしないとどうなるのか
・外壁塗装におすすめのタイミング

外壁塗装をするべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

外壁塗装を行うメリット・デメリット

外壁塗装のメリットを見てみましょう。

・外観がキレイになる
・外壁の劣化スピードを遅くできる
・遮熱、防水効果がある

外壁を新しく塗装することで、見栄えが良くなるだけでなく外壁の劣化を遅くしたり熱が室内に伝わりにくくなったりします。

一方でデメリットは、手間とお金がかかることです。

約30坪の住宅で外壁塗装をする場合、70〜110万円ほど必要です。

屋根と外壁をセットで塗装する場合は110〜160万円はお金がかかります。

ただし適切なタイミングで外壁を塗装しないと、外壁の劣化が早くなったり家の寿命が縮んだりする恐れがあります。

お金はかかりますが、適切なタイミングで塗装するとトータルで見たときに家が長持ちしてお得です。

適切な時期に外壁塗装をしないとどうなる?

「まだ外壁塗装を依頼する段階ではない」と修理を先延ばしにすると、下記の不具合が発生する恐れがあります。

・家の外観が悪くなる
・雨漏りが発生しやすくなる
・断熱性が下がる

外壁が色あせたり変色したりすることで、家の見た目が悪くなります。

塗料のひび割れから雨水が浸水しやすくなったり、隙間風が入って断熱性が下がったりします。

適切なタイミングで外壁塗装をしないと不具合が進行してしまい、それを直すのにはより高額な修理費用が必要です。

適切なタイミングで外壁塗装することで、家が長持ちするだけでなく長い目で見たときの修理費用を下げる効果も期待できます。

外壁塗装におすすめのタイミング・季節を紹介

外壁塗装を考えるタイミングは下記のとおりです。

・不具合を発見したとき
・1回目は築8~15年ごろ
・2回目は塗料の耐用年数に達したとき

外壁が色あせているなど不具合を発見したら、塗装を考えてみましょう。

また築年数や塗料の耐用年数を目安にするのもおすすめできます。

外壁塗装に適した季節は春と秋です。

具体的には3〜5月と9〜10月の間で、この期間内であれば外壁塗装を行いやすいです。

この時期を外すと、降水量が多くて塗装が乾きにくかったり霜がおりてしまったりします。

外壁塗装の時期についてよくある疑問

外壁塗装の時期に関するよくある疑問は2つあります。

・外壁の点検は業者に任せた方が良い? ・外壁塗装で適用できる助成金はある?

疑問と回答について詳しく紹介します。

外壁の点検は業者に任せた方が良い?

個人の目視検査でも問題ありません。

不安がある場合は外壁塗装業者に点検を依頼しましょう。

目視検査でも、色あせや塗料のひび割れは発見できます。

一方で業者は「打診調査」や「赤外線調査」など、より専門的な方法で外壁の状態をチェックできます。

・打診調査:ハンマーなどで外壁を叩き、打撃音から不具合を発見する方法
・赤外線調査:赤外線カメラでサーモグラフィー画像を解析して、表面温度の変化から不具合を発見する方法

外壁の状態をしっかりチェックするなら、業者に相談した方が安心です。

外壁塗装で適用できる助成金はある?

自治体によってはリフォームに対して補助金や助成金を支給しているところがあります。

支給条件や金額は自治体によって異なるため、各自ネットで調べたり自治体に直接問い合わせたりして調べてみましょう。

利用できる制度がないか、地元の業者に相談してみるのもおすすめです。

ただし補助金や助成金は、支給を受けるために下記のような条件があります。

・着工前に申請を行う
・遮熱、断熱塗料を使用する
・税金の未払いがない
など

「助成金を当てにしていたけれど支給されなかった」と後悔しないよう、条件は事前にしっかりと確認しましょう。

適切な時期に外壁塗装を実施しよう

本記事では外壁塗装を依頼するタイミングについて解説しました。

外壁に不具合が発生していたり家を建ててから8〜15年ぐらい経過したりしている場合は、外壁塗装を考えましょう。

また梅雨の時期は降水量が多かったり気温が低かったりするため、外壁塗装のタイミングとしてはおすすめできません。

外壁塗装が本当に必要かどうか、知識のない人が正確に判断するのは難しいものです。

外壁塗装を真剣に検討している方は、この機会に業者へ相談してみてはいかがでしょうか。

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