外壁塗装の膨れは放置しても大丈夫?原因や補修方法、費用相場を解説

外壁塗装の膨れは放置しても大丈夫?原因や補修方法、費用相場を解説

「外壁塗装に膨れができたけど、補修は必要?」
「外壁塗装の膨れは、簡単に補修できるの?」

外壁塗装の膨れは経年劣化が原因で発生することが多く、できるだけ早急に補修する必要があります。

本記事では、外壁塗装に膨れが発生する原因や補修の必要性について解説します。

補修方法や費用相場についても紹介しますので、自宅の外壁に膨れがある方はぜひ参考にしてください。

外壁塗装に膨れが発生する原因

外壁の膨れは、外壁材が変形しているのではなく、外壁塗装の塗膜が何らかの原因で膨らんで発生します。

レンガやタイルなど塗装が必要ない外壁材には、外壁塗装に膨れが発生することはありません。

外壁塗装の膨れが発生する原因は、主に以下の4つです。

・経年劣化
・施工不良
・外壁材と塗料の相性
・環境要因

原因に対して適切な補修が必要なため、まずは膨れの原因を確認していきましょう。

経年劣化

外壁の膨れは、経年劣化が原因で発生することが多いです。

塗装は、日光や雨などの影響により日々劣化が進行しています。

経年劣化によりひび割れや塗膜の剥離などが発生した外壁は、水分が外壁材と塗膜の間に浸入しやすい状況です。

塗膜の内側に水が浸入したり、浸入した少量の水が蒸発したりすることで塗膜の膨れが発生します。

外壁塗装が劣化してくると、塗膜に膨れが発生する可能性が高まります。

外壁塗装が膨れるリスクを軽減するには、塗り替えなど適切なメンテナンスを実施することが重要です。

施工不良

外壁塗装の膨れは、施工不良が原因で発生する場合もあります。

外壁塗装の際、下地処理や乾燥が不十分だと塗膜の膨れが発生しやすいです。

施工不良が原因の膨れは、DIYだけではなく業者に依頼した場合でも発生する可能性があります。

下地処理や乾燥の工程は時間を要する作業であるため、スケジュール調整などにより時間を短縮すると施工不良のリスクが高まります。

施工不良を防ぐには、慎重な業者選びと余裕をもった工期の設定が大切です。

外壁材と塗料の相性

塗料のつき方は外壁材によって異なるため、外壁塗装は塗料と外壁材の相性も重要です。

外壁材と相性の悪い塗料を選択してしまうと、塗膜に膨れが発生する可能性が高まります。

相性が悪いと劣化の進行が早まることも多く、耐用年数よりも短い期間しかきれいな状態を維持できないケースもあります。

塗料や外壁材は、各メーカーからさまざまな種類が販売されているため、素人では相性のよい組み合わせを把握するのは困難です。

外壁塗装を依頼する際は、外壁材と塗料の特徴を十分に理解した経験豊富な業者へ依頼することが重要です。

環境要因

塗装の膨れは、寒冷地で発生する凍害が原因の場合もあります。

凍害とは、外壁材が吸収した水分が凍結と融解を繰り返すことで劣化する現象のことです。

凍害は、外壁のひび割れや欠損、塗装の膨れや剥がれなどさまざまな不具合が発生する原因となりえます。

凍害のような環境要因による不具合は、施工技術や塗料により、発生リスクを軽減できます。

外壁塗装を依頼する際は、地域の環境を十分に理解した知識のある業者に依頼するのがおすすめです。

外壁塗装の膨れは補修が必要

外壁の劣化は住宅の寿命低下にもつながるため、外壁塗装に膨れが発生した場合は、できるだけ早いうちに補修を行う必要があります。

外壁の膨れを放置することでおこりうるリスクは、以下の通りです。

・見た目が悪くなる
・塗膜が剥がれる
・外壁材が劣化する
・補修費用が高額になる

外壁に限らず、住宅の不具合は軽微なうちに補修を行うことで、被害を最小限に抑えられます。

外壁の膨れを放置すると起こりうるリスクを1つずつ確認していきましょう。

見た目が悪くなる

外壁塗装の膨れは、大きくなったり数が増えたりすると悪目立ちし、住宅の美観を損ねてしまいます。

仮に新築に近い建物であっても、膨れが発生すると見た目が悪くなり古い印象を与えかねません。

住宅の美観を維持するためにも、外観に膨れが発生した場合は、できるだけ早いうちに補修を行うことが大切です。

塗膜が剥がれる

外壁塗装の膨れを放置すると、膨れた部分が乾燥し、少しの衝撃で塗膜が剥がれてしまいます。

塗膜が剥がれてしまうと、剥がれた部分から雨水が浸入し、さらに劣化の範囲が広がります。

劣化の範囲が広がると、住宅に与えるダメージも大きくなるため、塗膜の膨れは早急に補修を依頼するのがおすすめです。

外壁材が劣化する

外壁塗装は本来、防汚性や防水性を高め外壁を保護する機能があります。

しかし、外壁に膨れがあると塗膜が剥離している状態であるため、塗料が持つ本来の機能を発揮できません。

外壁塗装の膨れを放置すると、外壁材が傷み腐食が発生するなど外壁材の劣化につながります。

住宅そのものの寿命にも大きくかかわってくるため、外壁の劣化はできるだけ早いうちに補修が必要です。

補修費用が高額になる

外壁塗装の膨れは、自然に元の状態に戻ることはないため、放置するとどんどん劣化が進行します。

劣化が進むと補修が必要になる範囲が広くなり、費用も高額になります。

早期に補修依頼をしていたら部分塗装で済んだものも、劣化が進行してからでは全面塗装が必要となる可能性も高いです。

修理費用を最小限に抑えたい場合は、膨れを発見次第できるだけ早いうちに補修を依頼するのがおすすめです。

外壁の塗装が膨れた場合の補修方法

外壁の塗装に膨れが発生した場合は、再塗装で補修するのが一般的です。

塗装方法は、基本的に以下の2つの方法で行います。

・全面塗装
・部分塗装

どちらの方法で塗装を行うかは、膨れが発生した原因によって判断します。

ここで適切な判断がされないと、再び膨れが発生してしまう恐れもあります。

補修を依頼する際は、膨れの原因を見極めて適切な方法で塗装を行ってくれる、知識のある業者に依頼しましょう。

全面塗装

全面塗装とは、膨れが発生している部分を除去したうえで、外壁全面を塗装する方法のことです。

全面塗装を行うと、ひび割れや色褪せなど膨れ以外の不具合も併せて補修できます。

経年劣化が原因で外壁塗装に膨れが発生している場合は、全面塗装となるのが一般的です。

経年劣化以外に、外壁材と塗料の相性が悪い場合も全面塗装で補修したほうがよいでしょう。

外壁の膨れが広範囲に発生している場合は、全面塗装となるケースが多いです。

部分塗装

部分塗装とは、膨れが発生している部分を除去して、除去した部分のみを塗装する方法のことです。

部分的に劣化が見受けられる場合は、部分塗装で補修できる可能性があります。

膨れの箇所が多かったり広範囲に発生していたりする場合は、部分補修ではなく全面補修が適しています。

部分補修と全面補修では発生する費用が異なるため、業者と相談しながら適切な方法で補修を行うことが大切です。

外壁塗装の費用相場

外壁の膨れは塗装による補修が必要と分かったら、費用相場が気になる方もいるでしょう。

外壁の全面塗装を行った場合の費用は、30坪ほどの住宅では70〜110万円程が相場です。

しかし外壁塗装の費用相場は、外壁の状態や使用する塗料などさまざまな要因によって大きく異なります。

塗装を行う場合は、足場代やシーリング代などの別途費用も必要です。

そのため実際の費用が70〜110万円という費用相場を、大きく上回る可能性も十分に考えられます。

詳しい費用相場を知りたい場合は、塗装業者への問い合わせが必須です。

DIYで外壁塗装の膨れ補修はおすすめできない

外壁の膨れが小さい場合は、DIYで塗りなおそうと考える方もいます。

しかし、DIYで外壁塗装の膨れを補修するのはおすすめできません。

外壁塗装の膨れは、原因に適した補修を行うことが重要です。

外壁材や前回塗装した塗料の特性、地域の環境を考慮しながら適切な塗料の選定も必要であるため専門的な知識を要します。

補修箇所によっては高所の作業となるため、転落によるケガのリスクもあるため大変危険です。

外壁塗装の膨れの補修は、専門業者へ依頼するのがおすすめです。

外壁塗装の膨れは実績のある業者へ補修の依頼をしよう

外壁材に膨れが発生している場合は、できるだけ早いうちに補修の依頼が必要です。

外壁塗装に膨れが発生する原因は、経年劣化がほとんどですが、施工不良や外壁材と塗料の相性なども考えられます。

外壁塗装は信頼できる業者へ依頼することが大切です。

膨れを補修する際は原因をしっかりと見極めて、適切な補修を行う必要があるため修理には専門的な知識を要します。

外壁に塗装の膨れを見つけた際には、実績の豊富な塗装業者へ相談してみるとよいでしょう。

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