外壁のコケの原因からおすすめの落とし方、予防方法を紹介

「外壁にコケが付くとどのような不具合が発生するのだろう」
「外壁のコケを落とす方法が知りたい」

家の外壁についたコケが気になるという方もいるのではないでしょうか。

コケは長年住んでいると自然と増えてしまうものです。

コケは景観を損ねるだけでなく、住宅の耐用年数にも悪影響を及ぼす可能性があります。

本記事では、外壁にコケが付く原因から対処法まで詳しく解説します。

外壁のコケに関するよくある疑問も解説しているので、気になる方はぜひご一読ください。

外壁にコケが付く原因

外壁にコケが付く原因は下記のとおりです。

・コケが発生しやすい外壁材を使用している
・温度、湿度が高い
・室外と室内の温度差が大きい

各原因について詳しくみてみましょう。

コケが発生しやすい外壁材を使用している

ツヤなしのモルタル壁はコケの発生頻度が高いと言われています。

モルタル壁は耐火性・耐久性が高いので、人気のある外壁材の一つです。

しかし表面がザラザラしていることやツヤなしは吸水性が高いことから、コケが発生しやすいという特徴があります。

温度・湿度が高い

コケが繁殖する原因には温度や湿度が挙げられます。

日当たりの悪い北向きの壁や近所に水路があることも、コケが繁殖する要因となります。

できるだけ温度・湿度の高い状態を作らないことが大切です。

室外と室内の温度差が大きい

室内外の温度差が大きいと外壁に結露が発生して、コケが発生する原因となります。

エアコンを使用して外気温と室内温度の差が大きくなると結露は発生しやすいです。

頻繁に結露が発生すると湿度の高い状態が続き、コケが繁殖しやすい環境となってしまいます。

外壁のコケを放置すると発生する不具合

外壁のコケを放置すると発生する不具合について解説します。

・健康被害が発生する恐れがある
・外壁の劣化を促進する恐れがある

外壁のコケを放置すると、お家の景観を損ねるだけでなく住人へ健康被害を与えてしまう恐れがあります。

どういうことか、詳しくみてみましょう。

健康被害が発生する恐れがある

コケを放置するとアレルギー性皮膚炎を引き起こすと言われています。

一般的にコケは胞子をまくことで増え、その胞子を吸い込むことで人体にアレルギーなどの健康被害をもたらします。

コケは放置すると取り除きにくくなってしまうので、早めに取り除くようにしましょう。

外壁の劣化を促進する恐れがある

コケを放置すると外壁材の内部に入り込んでしまい、外壁の内部から劣化してしまう恐れがあります。

コケは水分が含まれているものです。

コケが外壁材に張り付くと常に水分を含んでいる状態となり、外壁表面の塗膜が浮く・剥がれるといった可能性があります。

症状が進行すると浮きや膨れだけでなく、外壁のひび割れなどの劣化症状を引き起こす恐れがあります。

外壁にコケが付いた場合の対処法

外壁にコケが付いた場合の対処法を2つ解説します。

・業者に依頼する
・自分で取る

外壁にコケが付いたら、状況に応じて業者に依頼するか自分で取るか判断しましょう。

自分で作業を行う場合は、正しい方法で行わないと外壁を傷めてしまうする可能性があるため注意が必要です。

外壁についているコケが広がっている場合は、業者に依頼するのがおすすめです。

業者に依頼する

自分で取り切れないほどコケが深刻な場合は、業者へ相談しましょう。

業者に依頼する場合は、高圧洗浄やバイオ洗浄といった方法でコケを取ります。

高圧洗浄とは、水圧でコケを除去する方法です。

コケだけでなく外壁の汚れも綺麗に落とせて、費用も比較的安価になります。

バイオ洗浄とは、高圧洗浄でも取りきれないほど深刻なコケに対して行う方法です。

洗剤を外壁にかけてコケを根こそぎ浮かせて除去するので、外壁を傷つけず確実にコケを除去できます。

自分で取る

自分でコケを除去する場合は、業者へ依頼するより費用を抑えやすいです。

軽度のコケであれば業者へ依頼せず、自分の手でコケをとることで対応できます。

ただし擦ってしまったり作業中にミスをしたりすることで外壁に傷がついてしまう恐れもあります。

自分でコケ取りを行う際は慎重に行いましょう。

少しでも不安があったりコケが広範囲で発生していたりする場合は業者に依頼しましょう。

外壁にコケが発生するのを予防する方法

外壁におけるコケの発生を予防する方法について解説します。

・コケが発生しにくい塗料を使用する
・コケが発生しにくい外壁材に張り替える
・バイオ洗浄を行う

上記の方法を個人で実施するのは難しいため、基本的には業者へ相談することをおすすめします。

コケが発生しにくい塗料を使用する

防カビや防藻の効果がある塗料を使用することで、外壁へのコケの発生を防ぎやすくなります。

ただし塗料の効果は永続するわけではないため、耐用年数を迎えたら塗り替えを行う必要があります。

コケが発生しにくい外壁材に張り替える

コケが発生しにくい外壁材に張り替えることも予防策の一つです。

モルタル壁などは凹凸があり浸水性の高い素材のため、コケが発生しやすくなってしまいます。

コケの発生しにくさを重視するなら、金属外壁などのフラットな外壁がおすすめです。

できるだけ溝のない壁にすることでコケが発生する可能性を減らせます。

バイオ洗浄を行う

コケの再発を防ぐなら、業者にバイオ洗浄を依頼するのもおすすめです。

薬剤を活用して外壁についているコケを落とすだけでなく、菌や胞子などの発生原因も除去します。

外壁のコケに関するよくある疑問

外壁のコケに関するよくある疑問について解説します。

・コケとカビは何が違う?
・外壁のコケ取りを業者に依頼した場合の料金は?

どういうことか、詳しくみてみましょう。

コケとカビは何が違う?

外壁につく汚れは主にコケやカビなどですが、これらには明確な違いがあります。

コケは植物なので日当たりが良く水分がある場所で繁殖し、光合成さえできれば生息可能です。

一方カビは菌類のため日陰で繁殖し、水分と栄養がないと繁殖できません。

外壁のコケ取りを業者に依頼した場合の料金は?

コケ取りを業者に依頼する場合は、洗浄方法や対応範囲などによって費用相場が異なります。

高圧洗浄の場合は1平方メートルあたり100~300円、バイオ洗浄の場合は1平方メートルあたり200~400円が目安になります。

正確な料金を把握するなら業者へ相談して見積もりをもらいましょう。

外壁のコケ取りは業者に相談がおすすめ

本記事では外壁のコケについて、発生原因や放置するリスク、対処方法などをご紹介しました。

程度にもよりますが、外壁のコケを取るなら業者への相談がおすすめです。

軽微なコケであれば自分で取ることもできますが、外壁材を傷つけたり思った以上に時間がかかったりするため、あまりおすすめはできません。

コケを放置すると外壁が劣化しやすくなったり健康被害が発生する恐れがあったりします。

外壁のコケをとるなら、業者への相談も視野に入れることをおすすめします。

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